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吉田洋一
心身発達の心理士
吉田洋一プロはIBC岩手放送が厳正なる審査をした登録専門家です
吉田洋一(心身発達の心理士)
一般社団法人JSTC
「二語文」とは、単語を二つ以上並べて言い換えることではなく、表現が「単語」の水準から「文」の水準にステップアップしたものをいいます。 複数の単語を関連づけて一つの表現としたものが「文」です。もの...
一語文では、まず実体の呼び名からはじまり、やがて非実体的なものごと(運動、状態など)にも呼び名があることに気づいてその認識表現を覚えていきます。「アンヨ」「ナイナイ」「オーキイ」など、動詞や形容...
言語はまず「一語文」、つまり「単語表現」の習得からはじまります。事物にはそれぞれ呼び名(表現)があるという理解が生まれたときに、一語文が可能になります。最初は、じかに見たり触ったりできる実体的な...
8か月から10か月を過ぎると「指さし」がわかるようになります。指さしとは、同じ対象へ一緒に関心を向ける共同注意に、その対象を指でさすという動作が先行するようになったものをいいます。「指をさして特定の...
私たちの交わす言葉には「指示性」(認識)と「表出性」(関係)とが様々な濃淡で織り込まれています。例えば、「今日は天気が悪いです」と述べれば、指示性をもった表現で、天候に対する一つの認識を表す言葉...
一般にしつけの始まる1歳代に入ると言語の獲得が始まります。言語もまた人間が社会的に文化的につくり出した約束やルールで、しつけと言葉の獲得とが時期的に重なるのは、偶然ではないかもしれません。しつけと...
動物は、普通は衝動や欲求をコントロールしたりはしません。生存に必要だからです。生物的・生命的な衝動や欲求に従って行動することで、生存確率を高めています。人間も本来はそうに違いありません。 しかし...
しつけは直接的には、自分でお手洗いが使えるとかスプーンや箸を使いこなせる、衣類の脱着ができるなど「身辺自立」を目的としています。が、それだけではありません。しつけを通して幼児が、世界にはいろいろ...
模倣によって大人の行動を子どもがなぞれるようになると、それを社会的・文化的な約束やルールに則した行動の習得へと導く大人からの働きかけがはじまります。これが「しつけ」というもので、1歳過ぎ幼児期に入...
模倣ができるようになると精神発達はステップアップします。独力の手探りだった探索が効率化するのです。例えば、スプーンの「意味」はひとりでいじりまわすだけでなく、大人がどう扱うかを観察して真似てみれ...
乳児にとって関心の対象となるのは日々接近しているまわりの大人です。乳児は大人の姿や所作をたえず観察しています。自分の身体やその動きも探索的に観察しています。自分の身体のかたちや動きもまわりの大人...
探索活動は乳児の自発的、能動的な行動ですが、その背後で養育者をはじめ、周りの大人たちが極めて大きな役割を果たしています。 第一に、周りの大人たちは乳児の探索を自ずと一定の方向へリードするはたらき...
養育者と乳児の親密な情動の交流から、お互いに共有される状態が生まれます。 それは、人との間での安心や情動の共有が確かなものとなるのにあわせて、それを支えとして、事物に対する探索活動もさらに活発に...
バブリングがあらわれるのが、生後6か月くらいからです。まだ、有意味のある言葉ではありません。が、養育者はすっかりそれを「おしゃべり」として、クーイングにもまして積極的に乳児に応答します。「そうなの...
乳児の発声は啼泣で始まりますが、生後1から2か月くらいから啼泣以外の発声が出てきます。「アーアー」「クークー」といった単音節のシンプルな発声で、「クーイング」と呼ばれます。 啼泣が不快への反応なの...
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