その子の内側の体験の世界6
その子の内側の体験の世界」第8回目を解説します。
キーワードは、「その子を知る」「その子にはたらきかける」「その子を見守る」です。
また、今まで解説してきたことと重複するかもしれませんので、今までのコラムも再読していただければ幸いです。
「その子を知る」7
○認識の発達(観念の共有世界)
世界をただモノとして物質的に知覚してとらえ分けていくのではなく、周りの人たちが歴史的・社会的・文化的につくり上げて共有している「意味」や「約束」からなる観念の世界としてとらえ分けていくことの発達です。
○関係の発達(人間関係、社会的な共同世界)
ただモノとしてある環境世界に物質的にかかわることでなく、周りの人たちと対人関係的・社会的にかかわっていくことの発達です。
次回に続きます。