中古住宅の住宅ローン控除
中古住宅購入で、思い違いの失敗や後悔が起きないように、購入に至るまでの流れはしっかり把握しておきたいものです。納得のマイホームを手に入れるためにも、疑問を極力減らし注意すべきポイントをチェックしましょう。
中古住宅購入の流れと注意点~見学から申し込みまで
新築物件と同様、中古住宅購入の第一歩も売り家の見学からスタートします。不動産業者とのお付き合いも重要です。ネットやチラシで見つけた物件について問い合わせながら、複数の会社と関わり、多くの物件に実際に足を運んでみることです。
「うちで全物件の取り扱いができます」と言われる場合もありますが、最初からひとつの会社に絞り込まなくて良いでしょう。担当者との相性もありますし、比較検討しながらの方が、こちらの希望を聞いてもらいやすくなるかもしれません。
最良の住宅が見つかったら、購入の申込み段階に入ります。申込書への必要事項を記入し、書類を提出。この時点で「他にも物件の購入希望者がいる」などの情報が入ることもありますが、焦らずじっくり検討することです。
しかし、中古住宅を購入してリノベーション工事も住宅ローンに組込みたい方は、リノベーションの金額も同時にローン申込みしなければいけないので「こんなはずではなかった!」にならないよう、事前にリノベーション工事までワンストップでサポートしている業者選びやリフォーム工事をお願いしたい業者に売り家の内見に同行してもらうなどそこはスピーディーな事前準備は必要かと思います。
中古住宅購入の流れと注意点~住宅ローンの申込みから承認を得るまで
マイホーム購入と資金計画は切り離せません。物件の申込をするタイミングで、住宅ローンの事前審査を申し込みます。本審査だけでなく万が一のことを考えて、リノベーションにどのくらいになるか事前に業者との打合せで概算費用を出し、契約前に仮の確認をしておくと安心です。
事前審査も通り物件の売買契約に至ったら、瑕疵担保責任の有無や重要事項についての説明を受けましょう。売買価格の5〜10%の手付金を支払うことありますがが、キャンセルすると手付金は返金されないので、慎重に進めましょう。
契約後、住宅ローンの正式な申込みに入ります。必要書類は金融機関に確認し、不備なく進められるよう注意を払いましょう。
本審査も無事通過となれば、住宅ローン契約の段階となります。担保となる物件に抵当権の設定をする契約も同時進行で行われます。住宅ローンで借り入れた資金を売り主に支払い。所有権移転登記と引渡しの流れになります。