暖炉、薪ストーブ・・・実用的じゃなくても欲しくなる。

揺らぐ炎は見ているだけで心を和ませるし、暖房器具としても魅力。
薪を用意して火を管理する手間も、冬の長い夜の楽しみの一つ。
不便。実用的じゃない・・・でも憧れますね。

薪ストーブと暖炉、暖かさで選ぶなら本体全体から熱を発する薪ストーブの方に軍配があがります。
またストーブは、機種によっては上に鍋などを置いて料理に使えるものもあります。
値段も、暖炉よりは安め。
ただし、部屋の中に置かれるので、使わないシーズンは結構邪魔です。





暖炉は見た目の重厚感、インテリアとしても高級感があります。
壁に埋め込まれていますから、部屋を狭くしないのも魅力。
最近ではガスや電気で動くタイプもあり、こういうタイプなら手軽に導入出来ます。


住宅設備で夢を語るとしたら必ず上位に入りそうな暖炉、薪ストーブですが、費用、使い勝手、メンテナンスの面からいうと、やっぱりハードルは高い。

まず費用。
薪ストーブだと、本体が数十万（これは検索で調べたらいくつも出てきます）＋煙突などの工事費が本体の1.5倍くらいでしょうか。
全体では100万円以上はかかりそうです。

暖炉は本体が高い（安いものもあるけど、デザイン性重視だとどうしても高くなる）。
そして設置工事も安くない。
これも軽く100万円は超えると思います。

使い勝手としては、ストーブの設置位置のスペースが必要なことの他、薪などを準備するスペースも必要です。
冬以外は単純に邪魔、というのも問題。
メンテナンスも、煙突の掃除や本体の維持管理など、一年に一回程度は手を入れなくてはいけません。
（ガス暖炉、電気暖炉はこの点で有利）

全館空調、24時間換気など、今時の住宅設備からすると「手が掛かって面倒」な設備ですが・・・やっぱり魅力的です。
冬、部屋の中で揺らめく炎を見ながら過ごす夜・・・良いですね。


住宅を新築するとき、ある程度の手間と費用を覚悟する気がありましたら、是非、声をかけて下さい。
全力でサポートさせて頂きます。
こういう趣味性の高い「覚悟のいる設備」を考えるのも面白いですよね。

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