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世界へ飛び出すノマドワーカー~神戸ビジネススクールの人気コラムシリーズ 

2014年9月26日 公開 / 2017年11月18日更新

テーマ:副校長の部屋

コラムカテゴリ:ビジネス

Nomad
随分前になりますが、「ノマドワーカーについて考える1・2」というコラムを書きました。 (http://mbp-japan.com/hyogo/kobebs/column/33578/ http://mbp-japan.com/hyogo/kobebs/column/33612/) あれからノマドたちはさらに進化を遂げているようです。ニューズウィーク日本版9月9日号に、関連する記事「遠い楽園でノマド生活を」を見つけました。(原題は"For Digital Nomads, Work Id No Longer A Place And Life Is One Big Adventure 「デジタルノマドにとって、仕事は場所ではない。人生は冒険だ」 出典 International Business Times3月25日号)原文はこちら http://www.ibtimes.com/digital-nomads-work-no-longer-place-life-one-big-adventure-1563396

緑の水田の前でノートパソコンで仕事をする人たちの写真は、バリ島のウブドにある Hubud (ハブド)という Co-working Space (共用オフィス)の様子です。ハブドというのは、Hub ハブ(拠点)とUbud ウブドを合わせて作った言葉で、ここでは、作業スペースとインドネシア最速のインターネット接続サービスを提供しています。30か国に及ぶ世界各地からの利用者には、フリーライター、ウエブデザイナー、映像製作者などが多く、彼らはオフィス兼コミュニティとしてこの場所が気に入っているようです。時間に縛られる従来の働き方を捨て、スーツケースに荷物とノートパソコンを詰めてバリへ飛んできた人たち。思いがけない出会いがあるから人気だと言います。

こうした共用オフィスは「増加の一途をたどっている。アジアで人気のデジタルノマドのハブは、タイのチェンマイ、ベトナムのホーチミン、フィリピンのセブ島など。南米ではブエノスアイレスやサンパウロの人気が高い。」とあります。ノマド式ワーキングスタイルが可能なのは、フリーランサーやネット関連の事業を起業した人たちなどですが、彼らの満足度は高いそうです。この記事に登場するアメリカ人女性は、「これまでスペイン、モロッコ、イスラエルで仕事をしてきた。もう12年もこのやり方を続けている」と話しています。

この日本語版ニューズウィークの記事は、著者のMark Johansonのオリジナル記事からの抜粋なのですが、原文はかなり長いものです。原文と比べると、およそ半分の長さに縮められているため、比較すると論調が少し違ったものになっています。ニューズウィークでは「もうすぐデジタルノマド型のライフスタイルのためのインフラ整備が進み、人々はもっと自由な生き方が可能になるだろう」というoDesk (オーデスク社ーカリフォルニアに拠点を置くオンラインでの人材派遣を支援する、クラウドソーシング最大手)の副社長の意見を紹介し、「テクノロジーの進歩によって、自由を手に入れることはますます簡単になりつつある」としめくくっています。

次回では、私が翻訳した原文から抜粋でご紹介したいと思います。

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この記事を書いたプロ

グレン・ブラウン

ビジネス英語研修のプロ

グレン・ブラウン(神戸ビジネススクール)

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