新入社員向け英語研修1
2 お天気について
前回では「初めまして」に続き、お互いが名乗るところまででした。
http://mbp-japan.com/hyogo/kobebs/column/43636/今日はその次へ進みたいと思います。名前を告げて、握手をにこやかにすませた後に、相手が何か話したそうにしているときには、思い切ってもう少し話してみます。英語では"ice breaker" 「会話のきっかけ」という表現を使いますが、これはなかなか難しいものです。職場で初めて会う外国人との会話では、どのように話を進めればいいでしょうか。
いつどんな場合でも、どの言語においても、誰が相手であっても、万能に使える話題が一つだけあります。それは、天候に関するコメントです。初対面の相手と無難に交わす二言・三言にはこれがうってつけです。
It’s a nice / beautiful day, isn’t it? 「よいお天気ですね」
この時、必ず "isn't it?" と付加疑問文の形で終えるようにします。「そう思いませんか」と相手に同意を求めるためです。そうでないと、ただの独り言になってしまい、相手は返事がしにくくなります。
天気が良くないときには、次のような表現が便利です。
Isn't this weather terrible? 「ひどいお天気ですよね!」
次に天候に関するいろいろな表現を出しますので、バリエーションに加えてくださいね。
◆どんよりしている
It looks like it's going to rain / snow. 「雨(雪)が振りそうですね」
It's pretty cloudy outside. 「外はかなり曇っていますね」
◆朝出かける時に振っていた雨がやんだ
It was raining this morning but I'm glad it has stopped. 「今朝は雨でしたが、やんだので嬉しいです」
◆蒸し暑い
It's so hot and humid, isn't it? 「すごく蒸し暑いですね!」
◆風が強い
It's so windy outside!「外はすごい風ですね!」
The wind is so strong, look!
◆朝よりずいぶん暖かく(寒く)なってきた
I'm surprised it's getting quite warm (cold)!「すごく暖かく(寒く)なってきたのでびっくりですね!」
こういった一言をあなたから発すれば、相手は必ず話を進めてくれるはずです。天気の話をするということは、相手と会話をしたいと思っているという意思表示だからです。勇気を出して、この一言から会話を始めてみましょう。
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