株式会社ARCHIE(アルチエ)との提携を開始しました!
神戸ビジネススクールでは、受講生の方の様々なニーズにお応えするために、事前に綿密なカウンセリングを行っております。そして初回レッスンでは、簡単なテストを受けていただいて現時点での英語力を見せていただくこともあります。テストと言っても、筆記試験や英語面接のような堅苦しいものではありません。今日は、私達が第一回のレッスンでどういったことをするのかについてご説明します。
先日、海外に進出を計画しておられる日本企業の営業管理職の方の初回レッスンがありました。その会社では、国内市場が飽和状態のため売り上げが頭打ちになり、これ以上の増収が見込めないため、商品を6ヶ月以内に海外市場に売り出す決定をしました。彼はそのために、英語がどうしても必要になったのでした。
講座開始の1週間前に行ったカウンセリングでは、彼の英語力は5段階で言うと3に届くかどうか、ぐらいの感じでした。初回のレッスンの私の目的は、彼がビジネスにおけるコミュニケーションにおいて必要としているものは何かを探ることでした。これから始まるコースでどういったことをするのかを説明しながら、私は彼のニーズを分析しようと考えていました。そこで、テストされているような堅苦しい感じではなく、打ち解けた雰囲気で、次のことを話してくれと頼みました。
● 会社でのこれまでの経験
● 現在の役職と業務内容
● 今後6ヶ月での自分の立場の変化
● 英語を現在どのくらい仕事で使っているか、それは今後どう変わるか
● 何のために英語が必要になるのか
こういったことを話してもらううちに、その人の英語能力のかなりの部分についてこちらは知ることができます。現在・過去・未来の3種類の時制の使い分けを含めた文法力や語彙力、文章の構成力がわかります。また、発音の正確さやイントネーション、抑揚のつけ方、と言ったスピーキング力がわかります。加えて英語で話す時に緊張するタイプかどうか、自信の度合い、アイコンタクト、身振り手振りなども見ます。
そして彼の場合は、今後英語をどういったシーンで誰を相手に使うのか、パーセントで説明してくれるように言いました。例えば、シーン別では、対面の少人数会議10%、電話10%、メール10%、大きな会議5%、電話会議30%、出張5%。相手別では、英語のネイティブスピーカー相手の場合が20%、それ以外の外国人(彼の場合は東南アジア)が50%、日本人も含め多国籍相手が残りの30%といった具合です。
大体10分から15分くらいでこれは終了します。私はいくつかの質問をはさむだけでなるべくさえぎらないようにし、受講生の方に自由に話してもらいます。テストのように聞こえる質問をすると、受講生の方が「これは英語力のテストなのだ」と思い、萎縮してしまって正しい英語を話さなくてはというプレッシャーを感じてしまいます。そもそも正確に話す事は、コミュニケーションにおいては重要事項ではありません。プロの通訳を養成するのが目的ではなく、仕事が効率よく進むための「使える英語」を習得するための講座ですから、ここで英語力をテストする意味はないのです。
終了する頃には、どんなビジネス英語を彼が必要としているのか、何に重点を置いてレッスンを設定すればいいのかを二人ともつかんでいました。彼自身の分析によれば、メールと会議で使う英語を教わりたいとのことで、私も同意見でした。このようにリラックスした雰囲気で話してもらうことにより、私はより多くの情報を得る事ができます。結果として、受講生の方のビジネスにおける個々のニーズを性格に分析する事ができ、コース設定の方向が定まります。そして、初回のレッスンをすぐにスタートすることが可能になるのです。
神戸ビジネススクールのプライベートレッスンは、個々の多様なニーズをこのように詳しく分析するので、最短距離で本当に必要な英語を身につけていただくことができます。無料体験レッスンを随時実施しておりますので、お気軽にこちらからお問い合わせください。
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