デイビッド・セイン著「日本人のちょっとヘンな英語」について考える~その2
ここの所の猛暑で、各地のビアガーデンは好調のようです。ところが「夏と言えばビール!」というグレン社長のようなビール愛好家は、特に若者の間で減ってきています。その原因を調査した「若者のビール離れ」というサイトをインターネットで見つけました。
少し前になりますが、2009年にインターネットで20ー34歳の男性1200人に対して聞き取り調査した結果は次のようになっています。「ビール嫌いな人のビールが嫌いな理由を見ると、『苦いから』『美味しさが分からないから』『他にも美味しいお酒がたくさんあるから』が圧倒的に高く、ビールの味そのものを苦手としていることが窺える。」
また、この調査ではビールが好きな人に対して好きになったタイミングを尋ねています。すると、半数以上が「初めは苦手だったが、飲むうちに好きになった」と答えました。「このことから、ビールを美味しく感じるようになるまでには、ある程度辛抱して飲み続けることが必要と考えられる。若者層でビール離れが起こっているのは、この辛抱を経験せず多少の無理をしてでもビールを飲もうとする意識が若者の中で薄れていることが一因として考えられる。」と結論づけています。
http://m1f1.jp/wp-content/uploads/2013/03/topic_090728.pdf#search=
また、楽天リサーチが4月に全国の20~69歳の男女(1,300人)を対象にビールの調査を行いました。その結果、ビールを「あまり飲まない」「ほとんど飲まない」「飲んだことがない」を合わせると全体の約25%になりました。20代女性ではその割合は半数を超えています。その理由は、やはり上記と同じく「他に好きなお酒がある」「苦いから」「美味しくない」となっています。http://news.mynavi.jp/news/2013/05/14/172/index.html
ビール好きになるには我慢が必要だったんですね。我慢が足りないと言われる現代の若者は、ビール離れも引き起こしているのでしょうか?確かに、甘いものが好きな男女が多く、上司や先輩と飲みに行くことを敬遠しがちな若者が多いと私も感じます。ちなみに私はアルコールそのものが苦手なので、ビールのみならず、日本酒、ワイン、ウイスキー、どれもあまり飲めないのです。真夏によく冷えたビールをごくごく美味しそうに飲む人を見ると、いつも羨ましく、自分に何か欠陥があるように思っていたのですが。
その一方、ビールにジュースをミックスした「ビアカクテル」は特に若い女性に人気のようです。「ビールを使ったカクテルを飲んでみたいか」という質問に「ぜひ飲みたい」「まあ飲みたい」と答えた人の割合は、30代女性では何と6割を超えています。ビールにジンジャーエールを混ぜた「シャンディ・ガフ」やビールにレモン飲料をプラスした「パナシェ」が「飲みやすそう」「美味しそう」といった理由で男女ともに20、30代に人気のようです。
この夏は私もビアカクテルに挑戦してみたいと思います。
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