ある日のレッスンより-神戸ビジネススクールのビジネス英語レッスン一例

グレン・ブラウン

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実際に神戸ビジネススクールのレッスンでどういったことをしているのか、についてお伝えしたいと思います。初級ビジネス英語のクラスでの一コマを今日はお知らせします。その日のテーマは「スケジュール」でした。

1.リスニングその1 
英語母語者と非母語者との間の電話による会話をCDで聞きます。内容はテーマに即した会議・プレゼン・出張・パーティなどのスケジュール設定についてです。イベントの内容、日時、曜日を聞き取ることが目的です。話し手の片方は東南アジアや中国、インドなどの人になっています。よく耳にする英語母語者の英語ばかりでなく、癖のある英語も聞き取れるように練習します。

2.語彙の組み立て
CDで聞いた中で記憶にある単語を思いつく限り出し合います。 数が出揃ったところで、ここ数日に実際にあったイベントや会議を思い起こし、出た単語を当てはめて書きます。これにより、実際の業務と結びつけることができ、学習効果に実用性が生じます。

3 リスニングその2
再度CDを聞き、会社や工場を視察に訪れる海外からのVIPのスケジュールに集中するようにします。今回は印刷されたプリントが配布されていますが、CDで聞こえるものとは別のスケジュールになっています。間違いを聞き取り、訂正することがリスニングの目的です。人名、日時、番号などのメモを取る練習にもなります。

4 応用
ペアワークにより、自社工場を訪問するVIPのスケジュールを英語で組み立てるシュミレーションを行います。出来上がったものをクラス全体に提示し、お互いに評価をして一番良いペアを選出します。次にインストラクターからのフィードバックを行います。 実際にこのような視察が直近に行われる場合もありますので、真剣に取り組んでもらえます。

もちろん、クラスにより年齢・所属部署・業務内容は異なっていますので、教材は毎回変えます。受講生の英語レベルの平均もまちまちですから、上級向けも初級向けも様々に工夫します。こうしてデザインしたコースを皆さんが楽しんでくださること、そして言うまでもなく、業務に役立ててくださることが私どもの喜びになっているのです。

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グレン・ブラウン(講師)

神戸ビジネススクール

ビジネスで使える英語とは?仕事力がある人は英語を流暢に操る必要はありません。ビジネスシーンで戦力になる英語を最短距離で、効率よく学ぶことを可能にするのが私達の最大の強みです

グレン・ブラウンプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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