アジアの超優秀企業トップ50
外国企業の中でまたは相手に仕事をする場合、日本固有のビジネス文化とも言うべき異文化性について十分に説明しておかなくてはなりません。中でも「はんこ」文化については、私のような外国人の目から見ると驚きがいっぱいです。「はんこ」がビジネスにおいて果たす役割や「はんこ」の種類について、日本人はあまり考えたことがないようです。当たり前すぎるからでしょうか。しかし、サインで全てを済ませる欧米型文化からすると、書類に正式な捺印(印鑑登録されたはんこを使って)がないと効力がないという事は、理解が難しいものです。
したがって、実際の書類のコピーを見せるなどして、正式な書類には日本では例外なく捺印が必要であるとの理解を求めなくてはなりません。
はんこ(印鑑)の役割は大きく分けて3つあります。
• 個人の公的な署名
• 企業の公的な署名
• 書類の承認
他国では主としてサインがこの役割をすべて担っています。昨今の環境保護の流れを受けて、欧米ではいわゆる “paperless office”の動きが進み、サインもデジタル化されることが多くなってきました。日本でははんこ文化ゆえまだ多くの状況で、印刷された書類に正式な捺印の上、ファックスや郵送で返送するという段階を経なくてはなりません。書類の重要度が高くなるにつれ、承認を意味するはんこの数も増えます。
はんことサインの違い
1. はんこは常に持ち歩かなくてはならない。家に忘れて来ることは厳禁!
2. デジタル化されたサインはオリジナルと同様の効力を持つが、はんこはコピー不可の所が多い
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