英英辞典コウビルドに載った新語 （2）

2012年ももうすぐ終わりですね。CollinsDictionary.com ではこの一年の出来事を象徴するような新語の候補を、一般公募の中から一月に一つ選んでいます。その中からいくつかご紹介しましょう。

• 2月: Legbomb – アカデミー賞授賞式での出来事。主演女優賞に輝いたアンジェリーナ・ジョリーが深いスリットドレスで登場しました。右脚をスリットから大胆に露出してポーズを取る彼女に捧げられた言葉です。（現在、登録審議中）

• 3月: Eurogeddon – 2012年には悪化するEU経済がヨーロッパ全体を脅かしました。3月にはギリシアに対して二回目の経済措置が発動され、人々を恐怖に陥れました。(現在、登録候補）

• 5月: Zuckered – 5月に、フェースブックが株式上場を果たしましたが、市場に出るやいなや株価は暴落。この失敗をフェースブックの創設者マーク・ザッカーバーグにちなんで動詞にしたものです。（登録申請拒否）

• 6月: Jubilympics – 2012年の夏にはロンドンオリンピックが開催されました。これはエリザベス女王在位50年式典"the Queen’s Diamond Jubilee"と時期を同じくしていた事からの新語です。（現在、登録審議中）

• 9月: 47 per cent – アメリカ人の47％は政府の世話になっているから、どちらにしろオバマに投票するだろうというロムニーの発言から。密かに録画されていたものが流失して以来、「47％」は大統領選のキーワードになりました。(現在　登録審議中）

• 10月: Superstorm – 2012年の10月にアメリカ北東部を襲った大嵐サンディは甚大な被害をもたらしました。。(現在、登録候補）

• 11月: Gangnam Style – 韓国のPSYの「江南スタイル」は11月にYouTubeで10億回近く再生されました。世界中でパロディ版が続出しています。(現在、登録候補)

こうして見ると、アメリカの大統領選、ロンドンオリンピック、日本の参院選、韓国の大統領選と話題が多い1年でした。2013年は明るい1年になってほしいですね。　では、皆様良いお年をお迎えください。

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