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イギリス人にとって発音しにくい英単語

2012年12月26日 公開 / 2013年1月3日更新

コラムカテゴリ:ビジネス

「東京特許許可局」これを早口で舌を噛まずに発音できる日本人はそう多くはありませんよね。最近は、それに「局長」をつけて更に長くするようです。あなたはうまく発音できますか?
英語を母国語とするイギリス人にも発音しにくい単語がいくつかあります。 今日はそのトップ10が発表さたAustralian Associated Press (AAP)の記事からお伝えします。

「イギリス人が発音を間違う単語トップ10」
1.Phenomenon (現象)
2.Remuneration (報酬)
3.Statistics (統計学)
4.Ethnicity (民族性)
5.Hereditary (遺伝性の)
6.Particularly (特に)
7.Conjugal (婚姻の)= married
8.Specific (具体的な)
9.Processes (過程)
10.Development (発達)

これは、the British Institute Of Verbatim Reporters (BIVR)という法廷などで働く速記者が作る組織の調査の結果です。BIVRの一人が言うには「我々は多種多様なタイプの専門家と仕事をしますから、あらゆる単語の発音を耳にします。その中で、ある決まった単語について特に言い間違い、読み直しが多いことに気づきました。ひどい時にはあきらめて読み飛ばす場合もあります」

ヨーク大学の専門家ポール・カースウィル教授は、英語は発音が難しい単語を置き換えて進化してきたものの、いくつかはまだ残っていると言います。
「舌がうまく回らないとき、みんな勝手に簡単な単語にしてしまうのです。そうすると、『ハンドバッグ』が『ハンバッグ』に聞こえたりします。また地名がスペルとは違う発音になっています。"Worcester"は『ウスター』"Gloucester"は『グロースタ』と発音します。(訳注:ウスターソースはここの地名から来ています。どちらもイングランド地方にある都市です)『フェブリ』が2月"February"になります。」

アメリカ英語では更に発音が変化しましたから、結果として英国式・米国式でかなり聞こえ方が違いますよね。

この記事を書いたプロ

グレン・ブラウン

ビジネス英語研修のプロ

グレン・ブラウン(神戸ビジネススクール)

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