電話会議をうまく進めるコツ1

グレン・ブラウン

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ビジネス英語において最もむずかしいと言われるのは「電話会議」でしょう。日本でも、顔が見えない相手との電話会議は大変です。 まして、言語・風習・文化が違う外国人を相手に電話で会議となると、困難を極めます。意外と知られていないのが、まず英語力以前に双方の異文化コミュニケーション力に問題がある場合が多いという事です。

このコーナーでは海外にいる相手と電話会議をうまく進める10のコツをお伝えしていきます。まず三点です。

1 ゆっくりと明瞭に聞き取りやすいように話すこと。
当たり前だと思われるかもしれませんが、これは相手の外国人に対しても言えることです。双方が英語を母国語としない場合はグローバルビジネスではしょっちゅう出現します。東南アジア・ヨーロッパの人たちの英語はわかりにくいものです。ですから、こちらがこの点を心がけると同様、相手にそれを要求することも必要になります。「もう少しゆっくり話してください」と言う事は、恥ずかしくもなんともありません。 日本語の電話でも聞き取りにくいことはありますものね。

2 しょっちゅう間を取りながら短文で話すこと。
長文を英語で組み立てながら話すことは、即興ではとても難しいものです。電話では相手の出方しだいで会話の内容を変えなくてはなりませんから、一文を短く、頭を整理しながら落ち着いて話すようにするといいと思います。

3 質問は単純に、AかBかの二択を避けること。
つまり、Yes/No questionにしぼるということです。「Aにしますか、それともBにしますか」という形式の質問では、言い終わる頃にはAが何だったのかということになりかねません。「Aがいいですか」Noという返事なら、「ではBでどうでしょう」というように、短く区切って質問するほうがお互いに楽です。

続きは、6月にアマゾンより発売された「ビジネスコミュニケーションに本当に役立つ英語」に詳しく載っています。こちらからご覧下さい。http://mbp-japan.com/hyogo/kobebs/column/45162/

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グレン・ブラウン(講師)

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ビジネスで使える英語とは?仕事力がある人は英語を流暢に操る必要はありません。ビジネスシーンで戦力になる英語を最短距離で、効率よく学ぶことを可能にするのが私達の最大の強みです

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