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コラム
親子関係でも「ありがとう」と言えない関係
2015年5月12日 公開 / 2015年10月1日更新
「ありがとう」と言えない関係
ある儀式の席で『ありがとう』の反対語は何か、と子どもに質問する光景に出合いました。はて?、と思いましたが見当たりません。
『あたりまえ』というそうです。
日常、あたりまえと思われていることに何と多いことか。
育ててあたりまえだから育ててもらってあたりまえ、するのがあたりまえだからしてもらってあたりまえ等、既成概念ができてしまえば、それがあたりまえなのでしょうか。
「ありがとう」と言っていると云われる方も、もしかしたらコミュニケーションの一環としてだけで使っている面もあるかもしれません。
臨床場面に限らず、心身が不健康・不都合が起こってくると、こころに不満が出てくることも多くなります。
多くなると子どもっぽい(幼い)訴えが多くもなってきます。幼子なら仕方ないですが・・・。
周囲から現時点よりよくなるようにケア・サポート・護りを受けても、回復してもそれがあたりまえ、っていう例にも出会います。
自戒も含めて、ありがとうってなんでしょう。感謝ってなんでしょう。
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