素敵なお雛様2013 ② 『名匠の立雛をコンパクトに♪ ≪鈴木賢一 黄丹の袍≫』
しなやかなで繊細な作り、ハイセンスな色使いで見る側を魅了する清水久遊さん。
今回は清水久遊さんのすごいところをご紹介
フォルムの美しさ
清水久遊さんの作品はどの角度から見ても美しいです。
独特なフォルムで低重心な二等辺三角形。
画像：福順号ホームページ 作家清水久遊より
画像：福順号ホームページ 作家清水久遊より
それに加えしなやかな作り、左右のバランスも見事に整っています。
画像：福順号ホームページ 作家清水久遊より
↑留袖を召された七番親王。しなやかさを感じる曲線美です。
仕立てのクオリティ
久遊さんの衣装は本物の着物に近づけ制作されています。
↑清水久遊さん
久遊作のひな人形は素材に厳選された裂地を使用しております。本物に限りなく近い仕立て方、着せ方で創られおり、平安王朝の雅、その優美さを鮮やかに余すことなく再現しています。裏打ちには「こうぞ」を使用しており、繊細な中に耐久性を考慮しております。
完成度の追求だけでなく、おひな様を手にしたり目にした時に心が伝わり、優しい気持ちになれる。そんな人形創りを目指しています。 清水久遊ホームページ ひいなコンセプトより
裾の縁を額縁状に丁寧に縫製された生地。それを重ねあわせ見事なグラデーションとなっております。
画像：福順号ホームページ 作家清水久遊より
画像：福順号ホームページ 作家清水久遊より
画像：福順号ホームページ 作家清水久遊より
画像：福順号ホームページ 作家清水久遊より
衣装生地
久遊さんの衣装には金襴、帯地、友禅、ゴブラン、縫取り、螺鈿、留袖、手刺繍などの様々な高級衣装生地が使用されています。
質感、色彩はすべて重厚で、どれも重みがあります。
※一部シリーズを除いては全て正絹（ピュアシルク）を使用しています。
↑螺鈿織の衣装
画像：福順号ホームページ 作家清水久遊より
↑留袖の衣装
画像：福順号ホームページ 作家清水久遊より
↑縫取りちりめんの衣装
画像：福順号ホームページ 作家清水久遊より
↑手刺繍の衣装
画像：福順号ホームページ 作家清水久遊より
お雛様への思い
久遊さんの工房は愛知県蒲郡（がまごおり）にあり、工房近くには由緒ある「八百富神社」という神社があります。
久遊さんのお姫様の引き腰にはその八百富神社さんのお守り紙が巻かれています。
画像：福順号ホームページ 作家清水久遊より
お雛様は本来、お子様の身代わりとなり厄災を受けてくれる役目。
そのお人形に一体一体「神様の祝福があるように」と心を込めて巻かれています。
※芥子サイズには引き腰はついておりません。
デザインだけではなく、お雛様本来の意味にも向き合ってお子様も成長を願ってくれている工房です。
また、一般的なお雛様は段ボールで出荷するのが一般的ですが、久遊さんは調湿をしてくれる桐箱で出荷。
お子様がおばあちゃんになっても飾れるよう、一生ものとなるお雛様が少しでも保存状態がいいように考えてくれています。
いくつになっても創作意欲が衰えない清水久遊さん、工房の職人さん、お孫さんの清水ゆたかさんと共に素敵なお雛様を制作し続けております。
↑右の女性は久遊さんの孫でもあり弟子でもある清水豊さん。
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╋┿╋┿╋ お子様の健やかな成長を願って
╋┿╋┿ 人形補 福順号
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╋┿ 〒650-0023 神戸市中央区栄町通2-3-9共栄ビル1階
╋ TEL FAX: 078-599-7747
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