『態々』 御来店ありがとうございます。
2016年度版、お客様と一緒にコーディネートさせて頂いたオリジナルセットをご紹介♪
今回は、ご夫婦でお子様の為に選ばれにご来店されました。
当初は、スタイリッシュなセッティングでご検討頂いていたのですが、、急遽尊正さん制作のお人形をもっと引き立たるため、一転して全く違うタイプの飾り台と屏風に変更されました♪
↑当初ご検討されていたセッティングです。
スタイリッシュなコーディネートとなり、これはこれでとても素敵です♪
↓がらっと変身させ、違った世界観でのコーディネートです♪
白い桐の飾り台と屏風。屏風には胡粉で細工された立体的でシンプルな紅白梅を施しています。
桐の白さがこだわりの京友禅の衣裳を120％引き立ててくれています。
中央に飾られた丸い玉は今年の福順号のニューフェイス『紅玉』です♪
全体を可愛く柔らかな雰囲気にしてくれます。
両脇もお花は可愛く淡い梅で、屏風の梅の色彩と絶妙な組み合わせとなりました。
最終的に私が迷ったのは雪洞（ぼんぼり）でした。
当初のセットをご案内させて頂いた際、お客様は柄の細いタイプを気に入られていました。
ですので、柄が太く古典的なデザインの雪洞を勧めるのは「どうかな～」と躊躇したのですが、この厚さのある飾り台と屏風、梅のデザインとの兼ね合いで、「ここでは似合う」と判断し、思い切ってお勧めさせて頂きました。
一般的なコードレスタイプの雪洞はほとんどがプラスチック製なのですが、こちらは木製品のコードレスタイプとなっています。
質感も重厚で、前飾りの行器（ほかい・丸い桶型の飾り）と共に全体に強弱を付けることができました♪
そしていざセットさせて頂くと、お客様も納得され、私もホッとしました♪
屏風の袖（両脇の枠の事）も若干広めに開き、75㎝幅の中でバランスよく飾れています。
当初ご検討のコーディネートとは全く違うテイストになりましたが（笑）、絶妙な青と、絶妙なピンクのお雛様がより一層引き立つセットとなりました。
明るく柔らかな背景に、風格ある尊正さんのお雛様がしっかりと主張しています。
いいですね～。
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担当 ： 江戸 唐音
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