『態々』 御来店ありがとうございます。
福順号 注目のお雛様をご紹介♪
今回は真多呂さんの限定製作された親王飾りです。
お人形はもちろん、装具一式がこだわりの品々となっています。
殿と姫を位置を前後させ、全体に表情をつけた、何とも優雅なセットです。
お殿様です。
一般的なお人形の顔は正面を向いているのですが、こちらは若干斜めにうつむかせ表情をだしています。
お姫様です。
お殿様同様、表情をつけています。
全ての装具に特徴があり、
花・・・通常は化繊のタイプや、若干コストのかかるシルクタイプなどがございます。こちらはなんと繭玉細工となっており、染め上げた繭を梅の形にカットし制作されています。風合いに温かみがありかつ上品な仕立てです。
雪洞（ぼんぼり）・・・通常の雪洞にはある火袋がなく、以前にもご案内させて頂いた駿河（するが）の伝統工芸「千筋細工」で制作された雪洞です。
ワンポイントで赤紐が入り、なんともオシャレです。
屏風・・・こちらは左右で高低差のある枠の無いタイプの金屏風です。よく見ると蝶番（ちょうつがい）の金具が折り目の所に埋め込まれており、一般的なタイプに比べ隙間がほぼ空かない構造です。職人さんのこだわりですね。
構造は二曲一双（にきょくいっそうたいぷ・二つ折りの屏風が二枚）となっております。
飾り台・・・足つきの黒塗り台となっており全体をより豪華に演出してくれています。
サイズも間口68㎝、奥行き40㎝と現代の住宅事情に合わせ、飾りやすいサイズ感です。
前飾りの貝合わせのアップ画像を載せ忘れていましたが、本物のハマグリに金の蒔絵が手書きで施されています。重厚で質感もよく、バランスよく全体を整えてくれています。
★詳細画像はコチラ★
顔に角度をつけ表情を出すだけで、躍動感が生まれます。
「何か楽しい会話でもしているかな？」と見る側にいろんな想像を膨らませさせます（笑）。
限定製作品の豪華で雅な金箔押し、真多呂さんの独特で味わいのあるお顔、飾っていると心がが和み「ゆたか」な気持ちにさせてくれます。
ゆたか（豊か）・・・満ち足りて不足のないさま。心や態度に余裕があって、落ち着いているさま。 量感のあるさま。
※撮影時、小道具（扇や刀、冠など）は省略させて頂いております。
以前、お客様に「最近のお雛様は帽子（殿の冠）とか扇が無いのね」とご指摘を受けましたので、念のため（笑）
大好評♪ 『福順号 注目のお雛様』
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