注目のお雛様　　『さわやか』です。　　小出松寿　　京九番　親王飾り

2013年12月21日公開 / 2014年8月1日更新

テーマ：お雛様

コラムカテゴリ：くらし

福順号　注目のお雛様をご紹介♪

今回は小出松寿さんの京九番サイズ（きょうくばん）で見応えのあるお雛様を、間口75㎝とコンパクトながらに豪華なセットをご紹介。

一般的に京九番は80㎝～105㎝程の飾り台でセッティングするのですが、こちらは一般的な雪洞を行灯（あんどん）に切り替え、お人形後方にセッティング。
屏風も通常の三曲タイプ（さんきょく・三枚枠たいぷ）ではなく二曲タイプ（にきょく・二つ折りタイプ）で左右を解放しております。高さもあるので間口75㎝とは思えない、ゆったり感を演出です。

角度を変えて♪

殿です。

姫です。
衣装は「お殿様」、「お姫様」ともに刺繍で雪輪紋様が施されており、可愛く、オシャレで、豪華です（笑）。
その雪輪紋様に合わせ、銀雪（ぎんせつ）を意識したシルバータイプの満月屏風となっております。
★お好みに合わせ『ゴールドタイプ（金沢箔）』もご用意致しておりますので変更は可能です。

※雪輪・・・日本古来から使われている紋様で、六角形の雪の結晶の輪郭を曲線で繋いだものです。
顕微鏡の無い時代に雪の結晶をベースに描かれた不思議な紋様です。

主役のお人形を存分に引き立て、間口幅をコンパクトに抑えた素敵なセットです。
一つデメリットと致しまして、二曲屏風は必然的に奥行をを要し、奥行き52cmとなっております。

後方の行灯は昔ながらのコード式のナツメ球ではなく、LEDのコードレスタイプとなっております。
明るさはコード式ほどは輝きませんが、場所を選ばず長時間明かりを灯すことができます。

前飾りの「貝合わせ」は本物のハマグリで制作され、柄もプリントではなく手描きとなっております。
質感もよく、全体をしっくりまとめてくれています。

満月の夜に優雅に貝合わせ、全体的にシンプルで色彩的にも「さわやか」なセットです♪

さわやか（爽やか）・・・潔いさま、さっぱりとしているさま。

★撮影時、小道具（扇や刀、冠など）は省略させて頂いております。
以前、お客様に「最近のお雛様は帽子（殿の冠）とか扇が無いのね」とご指摘を受けましたので、念のため（笑）

大好評♪　『福順号　注目のお雛様』
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