お客様のオリジナルです♪④≪京都　尊正作　天目染め正倉院紋様　親王飾り≫　2013年度版

2012年12月30日公開 / 2014年8月1日更新

テーマ：お雛様

コラムカテゴリ：くらし

当店でお買い上げ頂いたお雛様をご紹介♪

今回ご案内させて頂く作品は、過去のコラム『雛人形、尊正さん入荷致しました♪　≪目を見張ります。正倉院　天目染め　≫』で紹介させた頂いたお人形でのコーディネートです♪

今回お選びになられたお客様はご夫婦でお越し頂き、「お雛様らしい古典的な飾りつけで」と言うご希望があり、こちらの天目染めのお雛様を金屏風でコーディネートさせて頂きました♪

屏風は一般的な照り返しの強いタイプではなく、鈍い照り返しの金沢箔タイプをセットさせて頂きました。何とも独特な金沢箔の照りが人形の持ち味を引き立ててくれました。

両脇の花も人形を主体とさせるため、一般的な桜橘ではなく、会津塗で仕上げた桜橘をセット。お人形が引き立ちシンプルで落ち着いた雰囲気になりました。
雪洞も最初はもう2㎝～3㎝高めのタイプをセットしようか迷ったのですが、お人形と屏風の一番高い部分とに空間を作りたく、あらかじめ薄めの親王台（しんのうだい・下に敷いている座布団のようなもの）を使用していたので高さも合わせさせて頂きました♪（←マニアックな話なので興味ある方は下の※を）

とにかくシンプル、かつ渋く、かつ雅です。手短にいうと素敵です（笑）。

※屏風が高すぎると、間延びした感じになってしまいますし、逆に低いと物足りない感じがします。
ほどほどに高いタイプでセットされると豪華さを演出できるように思います。もちろん、人形、屏風、親王台などのデザインによっても変わると思いますが。

サイズに合わせ、ご予算に合わせ、お好みに合わせコーディネートさせて頂きます♪

※当店では陳列時、小道具（扇や刀、冠など）は省略させて頂いております。勿論お客様へ納品時は付属してます。ご安心くださいませ(^^♪
以前、お客様に「最近のお雛様は帽子（殿の冠）とか扇が無いのね」とご指摘を受けましたので、念のため（笑）

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