素敵なお雛様2013 ② 『名匠の立雛をコンパクトに♪ ≪鈴木賢一 黄丹の袍≫』
気が遠くなる程の時間と、職人の「思い」が込められた一品です♪
通常の衣装は化学的な顔料で染め上げるのが一般的ですが、この桜染めの衣装は、実際の桜を使って染め上げた淡い桜色です(^^♪ 通常の顔料では出ない色です。
私も染め上げる工程を伺ったのですが、とにかく手間を掛けてます。手間を掛けただけのことは有って、なんともいえない素敵なピンク色です。ピンクといっては失礼かな(^^♪素敵な「桜色」です。
さらに、通常は人形の職人と屏風の職人は分業なので、「屏風の柄」と、「人形の衣装」を合わす事はなかなか出来ないのですが、こちらの御人形は屏風の職人との合作で作られたので、屏風にも「桜染め」を使用しております。なんとも統一感があって、贅沢なセットです。
ちなみに、サイズは(幅83cm×奥行き43cm×高さ58cm)です。お道具は雅なお琴と、シンプルな仕立ての油灯タイプです。
お姫様は琴を引き、お殿様は黙って聴き入っている♪そんな感じがしてたまりません←勝手な想像(笑)
お顔は通常、木目込人形によく使われ書き目タイプなので、味わいのあるお顔です。髪型も平安調な垂らし髪タイプです♪
ぜひぜひ、一度見に来てくださいませ(^^♪
ちなみに、別のタイプの「桜染め」です。
↓ ↓ ↓
http://mbp-japan.com/hyogo/hukujungo/column/6117
追伸、お雛様は敢えて京風な並べ方(女雛、男雛が逆)で並べさせて頂いております。