断熱だけじゃないガイナの効果と特徴
さまざまな場面で活躍するハイドロテクトコート!
住宅の屋根や外壁におすすめしたいハイドロテクトコート。タイルやフィルム、テント、石材、板ガラスの素材を使用した建築物にも使用されるようになりました。
汚れを寄せつけにくく、太陽の光や雨といった自然現象を利用した洗浄効果も高いため、外壁のメンテナンス回数の削減に繋がることから、オフィスビルや高層マンションなどの塗装に多く利用されています。
また、建物周辺の空気をきれいに保ち、建物の美観を長期にわたり維持することができるのもメリットではないでしょうか。
ハイドロテクトは環境にやさしいといった特徴から、その社会貢献技術を公的機関より高く評価された高性能塗料として注目を集めています。近年の塗装事例としては、高速道路パーキングエリアや空港ターミナルビル、大学や大手ホテルの塗装が挙げられます。
住宅塗装の事例と価格について
一般住宅2階建て、175㎡の外壁塗装の事例についてご紹介します。
外壁塗装料金が約150万円と付帯塗装約25万円で、工事期間は2週間で終了しています。
同じ住宅を別の塗料を使用した場合はどうでしょうか。
工事期間は約2週間でほとんど変わりないことが多いようですが、塗料を例えばウレタン使用にすると費用は約95万円が相場となります。
一般塗料が1平方メートル当たり1500円~2000円の相場に対し、ハイドロテクトコートは1.5倍から2倍の3000円~4000円の価格になります。
しかし、塗料の耐久性も一般塗料の約2倍持ちますので、長い目で見るとさほど価格に違いがないのかもしれません。
一般塗料を使用した場合のメンテナンスは10年~15年に一度の目安に対し、ハイドロテクトコートは最低15年~20年に一度メンテナンスをするかどうかです。
初期費用にもよりますが、こまめに再塗装をするのか一生のうちで2回~3回を目安に行うかで、塗料の選択は大いに変わってくるでしょう。
普段のお手入れでさらに長持ち
汚れを付着させにくく、付着した汚れを洗い流す性能を持つハイドロテクトコートですが、普段からこまめな手入れを心がけることで、持続期間に違いが出てきます。
例えば、外壁近くに植え込みがある場合であれば、こまめに刈り込んで、まわりにはあまり物を置かないようにすることで外壁の風通しを良くし、カビや藻が付着するのを防ぐことができます。
もし、付着してしまったら柔らかいスポンジなどで軽くこすりながら水洗いするといいでしょう。
また、鳥のフンや泥汚れに対しては、中性洗剤を使用し洗い流すと効果的です。ただし、水洗いの際に気をつけておきたいことは、くれぐれも金属タワシやワイヤーブラシといった硬い物でこすらないことと、シンナーを使用して汚れを拭き取らないことです。
どちらも、塗膜を傷つけてしまい塗料の効果が減退しますし、傷の部分から雨水などの水分が外壁へ浸入し腐食を起こす原因になってしまうからです。
注意点を守って、きれいな建物を維持していきましょう。