データでなく、実生活で感じる天然木の高断熱マンションリフォーム
今年の夏は、極端に振れる強暴気候で嫌になってしまいますね。
前が見えなくなるほどの大雨、しかも長期間!
天井知らずの歴史的な高温、しかも長期間!
はあ? 逆回りする台風!
寒暖差が大きすぎる関東地方、いきなり27℃予報?(8/8)
【わが家モデルルーム】
それはさておき、昨年からエアコン(3台中の1台だけですけど)を24時間1か月連続で動かして、光熱費がどのくらいになるかの実験を今年も始めています。
昨年7/20-8/19間の電気代は¥9,800-(73㎡3LDKのマンション)で、一昨年の同時期につけたり消したり時の電気代は¥9,300-。大きな差がないことがわかりました。
今年の夏は昨年以上の酷暑だったので、記録的な大雨が上がった翌日の7/10から実験を開始しました。
わが家モデルルームは、窓断熱(全窓に木製内窓)と床遮熱(全室に杉の置き床生活)、加えて玄関扉の内側に木製内玄関扉を施工しています。なので、抜群の冷房効率です。
しかも断熱リフォームしたマンションの中では冷えすぎない、ちょうどいい室温設定ができるのです。
リビングのエアコンを27℃設定で出かけると夕方戻ってきたときの各部屋がほぼ26℃~27℃になっています。当然、冷気を全体に行き渡らせたいので、リビングドアはなく、個室の扉は常に全開です。閉め切っているのはトイレくらいです。
【内窓を開けた時の赤外線サーモ画像】
【内窓を閉めているときの赤外線サーモ画像】
どうして、たった1台のエアコンで3LDKの部屋の隅々が同じ室温になると思いますか?
冷気が逃げていないからです。特に内窓(二重窓)の効果はマンションでは抜群です。
鉄筋コンクリート造という断熱性の高い構造ゆえの効果です。だから、マンションでは内窓をつけるだけで夏も冬も温熱環境が劇的に改善します。
その効果は…
①夏も冷え過ぎないので体調を崩しにくい。熱中症対策、夏バテ知らず。
②つけっぱなしでも光熱費が安くなる。
③湿度調整も簡単にできるのでカビが発生しにくい。
④冬は窓に結露ができないし、内窓が外の冷えを遮断するから暖かい。
戸建ではそうはいきません。過去の日本の戸建住宅の断熱性は超劣悪です。
夏になったら暑くて2階へ上がれないって言葉よく聞きませんか?
これが、高齢者がエアコンを嫌う原因だと思います。
表現は極端ですが、無断熱や低断熱ですから、窓や玄関を開けてエアコンをかけているのと同じことです。
だから、すごく低い温度でエアコンを掛けないと冷えない。
部屋を閉め切って冷房をかけるものだから、今度は冷えすぎて寒くなる。
寝る時も同じで朝起きた時にだるい、喉が痛いとか。
それを全部エアコンのせいにしています。でも、一番の原因はあなたの家です。
断熱性が悪いからそうなっているのに、疑問に思わない。
建築業者もそんなにもんだと思っているから始末が悪い。
熱中症で人が室内で死ぬ時代ですよ。流し台が古くても人は死にません。
戸建はマンション並みに改善しようと思ったら、窓だけではなく、壁や天井・床の断熱工事が必要になりますから、費用がそれなりにかかりますね。でも、戸建は耐震工事も併用するとかなり高額の補助金が通年で受けられますから、十分カバーできます。
【和室、内障子用のプラマード】
一度施工したら20~30年安泰なわけですよ。その間の光熱費や病院代を考えたら、戸建に住んでいる人でも断熱工事をした方が絶対得ですよ。マンションに住んでいる子供さんたちも、この家なら住んでもいいって思うはずです。
もう一例あります。暑さとは違いますが、子供や孫が帰省して帰ってきたら、咳をする。鼻水がでるという話しをよくききます。それって、カビのせいです。
カビも断熱工事で減らすことができます。
いいことずくめの断熱工事、エアコン24時間運転で快適な夏の過ごし方ですが、経済的負担もありました。エアコンの内部のクリーニング代です。近年は湿度が異常に高くなっています。湿っぽい空気をエアコンは吸い込んでいる訳ですから、中にカビが発生しやすくなっています。カビだらけの冷気は吸いたくありませんから、仕方がない出費です。最近は3年に1回のペースです。
驚異的な暑さが続く日本の今年の夏。断熱リフォームで快適な生活を取り戻しませんか?
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