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髙岡恭平

人生100年時代の健康寿命リフォームのプロ

髙岡恭平(たかおかきょうへい) / 福祉住環境コーディネーター

森林浴生活株式会社

コラム

建売購入者に多いクローゼットの不満とは??

2017年5月12日 公開 / 2020年4月24日更新

テーマ:マンション 収納家具

コラムカテゴリ:住宅・建物



【お客様の収納物に合わせて作ったウォークインクローゼット】

マンションは収納が少ないというのは半ば定説になっていますね。
でも、それに比べて収納空間が多い戸建のクローゼットに不満が多いってどういう事だと思いますか?


【施工前の写真】

そうです、何にもないんです。ただのがらんどうの空間であとは勝手にしろ!なんです。
このウォークインクローゼットは寝室(洋室)の一角にありました。
何となく、服を掛けるイメージは湧くのですが、布団どうしようとか、市販の収納ボックスとの絡みを考えると考えがまとまりにくいのです。


【改造後の押入】
これの改造の意味、わかりますか?


【改造前の押入】

中段がない! はい、その通りです。それから?
そうです。天袋棚の高さが低すぎて上部に無駄な空間ができているのです。
もちろん、ここまでするにはお客様ご自身が入れるものをある程度決めてからになるのですが、建売業者さんは物入れの中まで考えが及ばないんですね。
ただ、空間があるだけでは家は全く片付きません。

クローゼットの改造は収納するものの種類が増えるにつれて複雑化しますが、壁にある程度の厚みのベニヤを貼っておけば、後からでも手を加えることができます。
今回は高さを前後も含めて自在に変えられる棚柱の写真は掲載していませんが、ごちゃごちゃしたものが、すっきりバシっと決まるととても快感です。

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