築1年のマンションの洗面ボールを再生しました！

2017年5月30日公開 / 2020年4月24日更新

テーマ：マンション　水漏れ

コラムカテゴリ：住宅・建物

【かなりヒビが広がっています】

新しくても壊れることがあるのが洗面ボールです。
ガラス製の化粧瓶を落とすことはよくあることで、最初は大したことがなくても気が付いたらヒビが広がっていたなんて経験はありませんか？

【裏側も危険信号です】

こんなケース、最初は水漏れしないのですが、油断しているとヒビが下に伸びて洗面化粧台の下が水浸しになっているなんてことになりますので早めに処置しましょう。
でも、ひび割れたところだけをなおせる業者は居ても、フランケンシュタインみたいにツギハギでは見栄えが悪すぎますよね。

【ヒビに樹脂接着剤を滲み込ませてから、上にパテを塗って平らにならします】

当社では部分補修ではなく、洗面ボール面全体を新築当時の状態に再生することができます。

【洗面所全体を養生して塗料を吹き付けます】

ものすごく大げさに見えるかもしれませんが、防水をして平らにならした洗面ボールに塗料を吹き付けるので、微細な塗料が空中に浮遊します。専用の吸引機とビニールダクトで吸い出しながらしますが、逃した浮遊塗料はビニールに静電気で吸い付けられるのでお客様の洗面所内装を汚すことがありません。

【洗面ボールの下も接着剤＆コーキング仕上げ】

上と下から接着剤でヒビを埋めるので安心です。そんなことはしないと思いますが、上から重いもので押したりするとヒビが広がる可能性はあります。脚で踏むとか、無茶な使い方はしないでくださいね。

【吹き付けた後、きれいに研磨して仕上げです】

どうですか？　まるで新品に交換したようだとお客様にもお喜びいただけました。
朝9時過ぎから初めて終わったのは17時過ぎでした。塗って、乾かしての繰り返しになりますのでどうしても時間は必要です。

【最後は水を張って漏水の最終確認をします】

洗面ボール再生は古い洗面化粧台には向きませんが、賃貸マンションにお住まいの方にはコストパフォーマンスが高いかもしれません。分譲マンションで古いのは新しくする方がよいでしょうが、賃貸マンションンは家主にいうとここぞとばかりに新品交換を請求されますもんね。

森林浴生活は天然木でマンションライフを快適にする会社ですが、住宅設備を長く使うために再生する技術もありますよ。
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