浴室再生工事の仕上げ、浴槽コーティング
一般的に浴室の壁床天井・浴槽・水栓などを取り替えることを浴室リフォームと呼んでいます。
それに対して、既存の浴槽や床壁天井の表面を傷み具合に合わせて補修し、研磨、コーティング、場合によっては断熱パネルを貼ることで改装することを浴室再生と呼んでいます。
【浴槽と天井のコーティング】
神戸市西区にあるお客様邸のマンションは、地下駐車場のある低層3階建の高級マンションです。
専有面積も90㎡以上のモノが大半で、浴室も1418サイズのゆったりとした広さです。
タイル壁の冷たさや目地のメンテを考慮して壁は塩ビ樹脂発泡パネルにお好みの柄のフィルムを貼ることになりましたが、それ以外の場所はコーティングです。
【キャビネットの取手・鏡・水栓金具を外してコーティングします】
浴槽、天井、キャビネット及び洗い場の周囲が研磨コーティングの範囲なので、それ以外は完全に養生します。
換気扇は別にコーティングするので開口も養生します。
【洗い場は滑り止めの床パネルを別途貼りますので、ここも養生します】
賃貸マンションでは管理業者さんの意向で床にパネルを貼らない場合がありますが、コーティングすると床が綺麗になる分、滑りやすくなるので注意が必要です。
コーティングするときは宇宙服にガスマスクという服装で作業します。汗まみれの作業で職人さんは大変です。
【浴室内を乾かして、臭気をビニール煙突で外に排出します】
このビニールの空気煙突はよくできていて、内側に浮遊物は全て付着しますので、外に塗料の一部が出ることはありません。終われば丸めて捨てるだけなので処理も簡単です。
【換気扇カバーもこんなにきれいに塗装できます】
この仕事を受けた時に必ずお褒めいただくのが、換気扇カバーなどの樹脂製品の再生です。
これは職人さんの腕が物を言います。熟練していないとここまでは仕上がりません。
明日は壁にパネルを貼る作業です。エメラルドブルーのポイント張りが楽しみです。
浴室再生工事は、浴室を丸ごと入れ替える費用の1/3~1/2の費用で済みますので、洗面化粧台や洗濯パン、水栓金具などを新しくする予算が捻出できます。
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