マイベストプロ神戸
髙岡恭平

人生100年時代の健康寿命リフォームのプロ

髙岡恭平(たかおかきょうへい) / 福祉住環境コーディネーター

森林浴生活株式会社

コラム

マイ・ルーム・ブランディング=個室のデザイン

2013年1月6日 公開 / 2020年4月24日更新

テーマ:マンション アンティーク家具

コラムカテゴリ:住宅・建物

戸建の住宅営業マン時代から疑問に思っていたことがあります。
請負契約をすると必ず仕様打ち合わせがあります。各部位の設備や床壁天井を決めるのですが、決まって、ないがしろにされるのが、子供部屋でした。


【塗りなおした古い無垢の椅子】

今の時代、中学生でも個室があるのは不思議ではありません。でも、大半の親(決定権者)は、その子供部屋の内装を決めるのに本人の希望を聞こうとはしなかったのです。

子供にこうしてあげたいと、思いを口にする人はまれでした。結果、どうかというと無個性なつまらない空間になることが大半でした。床壁天井の仕様が納戸と仕様が変わらないなんてざらでした。

おかしくないですか?
大人よりも何倍ものスピードで成長する子供の部屋を没個性にするのは・・・


【塗り直した古い無垢の椅子】

きっと、自分たちがあてがいぶちの個室だったから、子供たちにもそれでいいじゃないかということなのだと思います。
この感覚が大人になっても変わらないのです。マンションリフォームでも、リビングダイニングはこだわるのに、個室は全く無関心なのです。

マンションは新築時点で、自分でインテリアカラーを選べた人はまれですから、無理もないのですが、限られた空間だからこそ、その部屋の主の意思を形にすることを提案「マイ・ルーム・ブランディング」をしたいと思います。


【栂材に塗装した二重サッシとその枠】

マンション生活者にとって個室とは・・・
①寝室
②勉強部屋
③家族に邪魔されないでぼんやりとすごす空間
④趣味を楽しむ部屋・・・音楽、本や漫画、ビデオ、絵、インターネットサイト
⑤友達とわいわいする基地

好きなカラーを決めたらどうでしょう?
個室はその時々で使い方が様々なのは当たり前ですが、好きな色というのは大人になってもそうそう変わりません。自分の好きな色を個室のインテリアの軸に据えて考えていくと、形は変わっても長く楽しめるのです

因みに私の場合は、鮮やかな赤です。


【木工房ようびの桧の机と椅子】

あとは自分好みの基調色をどこに持っていくかの問題です。たとえば・・・
① 机やベッド、タンスなどの家具の色
② クローゼットの扉やドアの色
③ 床の色
④ 壁紙の色
⑤ 窓枠やサッシの色
⑥ カーテンの色
⑦ 照明の色


【塗り直した150年モノの蔵戸】

色の決め方にも何通りか方法がありますね。
① 自然素材の中から選ぶ
② 壁紙の中から選ぶ
③ 塗装色の中から選ぶ
④ ダイノックシートの中から選ぶ
⑤ 古材・古建具の中から選ぶ

無垢材や漆喰などの自然素材は、比較的どんな色でも優しく受け入れてくれます。

あなたの好きな色はなんですか?
こんな問いかけから決めるインテリアはとてもステキだと思いませんか?

こんなマンションリフォームに興味のある方はこちら⇒http://forestreform.co.jp/top/index.php

実際にモデルルームをご覧になりたい方はこちら⇒http://forestreform.co.jp/about/modelroom.html

今年も森林浴リフォームをよろしくお願いします。

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髙岡恭平(森林浴生活株式会社)

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