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鳥山修史(とりやましゅうじ) / ハウスクリーニング

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あなたはどっち?ドラム式?縦型洗濯機?

2020年7月15日 公開 / 2020年12月10日更新

テーマ:洗濯物をキレイに洗う秘訣

コラムカテゴリ:くらし

梅雨が長く続くと、ドラム式洗濯機に憧れますよね。

今年の梅雨は、なかなかの雨量で洗濯物も乾きにくいですね。
部屋干しの臭いがするとウチもドラム式洗濯機が
欲しいと思うことがあるかもしれません。

洗濯機の寿命は7〜10年とすると
そろそろ洗濯機を買い換える時期かな?

そう考える方も多いです。
私のお客様からも。よく相談を受けます。

最近、スタイリッシュな洗濯機が多く
ウチも格好いいドラム式を買いたいという方は多いです。

ここで質問です。
洗濯機は縦型よりドラム式の方がキレイになる?
YES/ NO

あなたはどちらだと思いますか?
答えは、縦型洗濯機の方がキレイになります。

ドラム式は、水の量は少なくて済むかもしれませんが
上から下に落として、たたき洗いで汚れを落とします。

このドラム式はアメリカなど
海外で使われているイメージがありますよね。

欧米ではドラム式が多いのはなぜ?


実は、欧米と日本では水の種類が違うのです。
日本の水道水は軟水が多く、欧米の水は硬水なんです。

軟水は、元々洗浄力が強いので水流で洗う縦型の方が
汚れはよく落ちるんです。

でも硬水は、水流だけでは不十分で叩いて洗わないと
汚れが落ちないんです。

だから日本の場合は、縦型の方が汚れはよく落ちます。
それで洗浄力を重視するなら縦型をお勧めします。

ドラム式のメリットは?

ドラム式のメリットは、乾燥機能がついていることです。
これは縦型洗濯機はかないません。

乾燥方法は2タイプ。
ヒーター方式と、
ヒートポンプ方式です。

ヒーター式は、ドライアーのように温風で乾かす方式
ヒートポンプは除湿機能で乾かす方式です。

ヒートポンプの方が、水道光熱費は安いのですが
初期費用はかなり高くなります。

どちらを選ぶかはあなた次第です。

ドラム式のデメリットその2

ドラム式は、繊維クズが出やすい。
洋服を乾燥させるため、どうしても糸くずが出やすくなります。


そして糸くずフィルターだけでなく、送風出口に糸くずが
絡まって溜まっていきます。

しかもプロが分解しなければ取れない箇所に
糸くずが溜まっていきます。

放っておくと溜まった糸くずが、
空気の通りを悪くし
乾燥時間がどんどん長くなります。

乾燥時間の長くなったドラム式洗濯機は
電気代がバカ高くなります。

またプロによる分解清掃は、5時間以上
清掃代金は4万円以上かかります。
これなら安い縦型洗濯機1台買えてしまいます。

最もお勧めの洗濯機の買い方は?

洗浄力で選ぶなら、縦型洗濯機
乾燥力で選ぶなら、ドラム式洗濯機。

でもドラム式洗濯機は、
洗濯機のメンテナンス費用、光熱費も加味すると
買うことをお勧めしません。

乾燥機能がどうしても欲しいなら
縦型洗濯機に乾燥専用の機械を買うことをお勧めします。


#洗濯機クリーニング
#ドラム式洗濯機





参考資料 『日本一洗濯屋が教えるの間違いだらけの洗濯術』

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