60歳からのお金の話Ⅳ
先日友人から聞いた話ですが、マンションに一人暮らしをされているご高齢の女性が、部屋の中で転んで動けなくなり、お子さんが訪れるまでの1~2日そのまま倒れていたそうです。
命に別状はありませんでしたが、その後体が動かしにくい状態になり、一人暮らしはできなりました。
部屋の中に電話があるのに、と思いましたが、高い位置に置いてあったり、倒れた所から遠い場所にあると、諦めてしまい連絡することができないそうです。
稀にある話かとおもったら、同じような話を他の方からもお聞きし、他人事ではない、と考えさせられました。
電話機の子機等を部屋ごとに置くようにする、高い位置ばかりでなく床から手が届く範囲に置く、携帯や緊急連絡用のブザー等を肌身離さず持つようにする、と言った心掛けが必要かもしれません。
札幌市では、昨年から身体障がい者に向けのサービスを高齢者にも対象範囲を広げ「あんしんコール事業」をスタートさせました。
どのようなサービスかというと、ボタンを押すだけで専用の受信センターにつながる通報機器を自宅に設置し、健康等の相談に24時間体制で応対するほか、受信センターからも定期的(月1回程度)に電話によるお声掛け(お元気コール)をしてもらえたり、急病などの緊急時は、緊急用のボタンを押すことで、受信センターが救急車の要請をしてくれます。
対象となるのは以下の方です。
◇18歳以上の身体障害者手帳の1級又は2級をお持ちで、在宅でひとり暮らしの方で「移動能力等に障がいを有するため、緊急時に迅速な避難又は連絡手段の確保が困難な方」または「内部障がいを有し、日常生活上注意を要する方」
◇「65歳以上でひとり暮らしの高齢者」または「世帯員全員が65歳以上の世帯に属する高齢者」のどちらかで、かつ、利用者本人の身体状況が次のア・イのどちらかに該当
ア 慢性疾患(心臓病、高血圧等)により日常生活上注意を要する方
イ 介護保険の要支援認定または要介護認定を受けている方
◇85歳以上のひとり暮らし高齢者
月額900円かかりますが、市町村民税非課税世帯は月額300円、生活保護を受けている場合は無料で利用できるため、上記に該当する方はご検討してみてはいかがでしょうか。
「高齢者あんしんコール事業」:
http://www.city.sapporo.jp/kaigo/k100citizen/k160dokuji.html
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