コラム

「ガン保険」でガンの保障を手厚くしたい！

2013年2月26日公開 / 2019年10月3日更新

テーマ：保険

コラムカテゴリ：お金・保険

病気の中でも「ガン」が心配、という方はかなり多いのではないでしょうか。
「ガン保険」はかなり多く提供されていますので、特徴についてお伝えいたします。

○ガン入院給付金→ガン治療のため入院したときに受け取れます。
　・支払い日数に制限がないので、長期にわたって何度入院しても入院日数分の入院給付金を受け取れる。

○ガン手術給付金→ガンで所定の手術を受けた時に受け取れます。
・一般的には手術の種類により入院給付金日額の10倍・20倍・40倍となっているが、保険会社により低額の場合も。

○ガン死亡保険金→ガンで死亡したときに受け取れます。
　　・入院給付金額の□倍等となっている場合が多い。
　　・商品によってはガン以外で死亡した場合は死亡保険金を受け取れない。

○ガン診断給付金→ガンと診断されたときに受け取れます。
　　・保険期間中、1回のみ受け取れる商品と、複数回受け取れる商品がある。
　　・給付金を受け取れる時期は「ガン診断確定時」「入院開始時」「治療開始時」など商品により違うので確認を。
　　・診断後給付されるので、その後の治療・生活費に利用することが可能。

なお、ガンの場合は、「契約してすぐに保障が開始されない」のが特徴です。
契約してから90日～3か月経過後に保障が開始されるので、その期間中ガンと診断されても保障の対象とはなりません。また、初期のガンである「上皮内ガン」は支払い対象となっていなかったり、支払金額に差をつけている保険商品もあります。

ガン保険の保険料は、通常の医療保険より一般的には割安となっています。それはガン以外の病気の時には、保険金や給付金が支払われないからです。

つまり、「ガン保険」のみに加入している場合は、他の病気の保障がない、ということですので、そのあたりも考えた上でご検討ください。

例えば、家族の病歴などからガンにかかる可能性が高いと感じている方には、ガンに特化した「ガン保険」へ加入するのも一つの選択肢だと思います。

一般的な民間の医療保険に特約としてガンの保障をプラスすることも可能ですので、次回は特約についてお伝えいたしますね。

さいごに、ガン保険を検討する上で大切なことは、「ガンになった時にどんな治療をまでを考えておくのか」ということです。

公的医療保険で対象となる治療のみでいいのか、それ以上の治療を考えておくのか。
これによってガン保険の保障を検討するべきだと思います。

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