父が亡くなりました・・近親者の不幸について
前回、「亡くなった時の保障」についてお伝えしたのですが、保障以外にも、遺された人のためにメッセージを残していいただきたく、今回は「エンディングノート」についてお伝えしたいと思います。
エンディングノートってご存知ですか?
「自分のこと」「思い出」「もしもの時に知らせてほしい方の住所録」「家族、友人等へのメッセージ」などから、「病気になった時どうするか」「葬儀・お墓について」「財産」等など・・
多岐にわたって、「もしもの時」のために残しておけるノートです。
(小さくてわかりにくいかもしれないのですが、下の画像はノートの内容です)
遺言書のような法的な強制力はないのですが、自由に書くことができるので、取り組みやすいと思いますよ。
新聞にも「エンディングノート」の記事が掲載されていて、関心が高まっていると書かれていました。
私自身も、エンディングノートはお客様や結婚する友人にプレゼントしたりしているのですが、実は昨年末から私の同級生が一人、妻の同級生が二人亡くなった、という話を聞き、あらためて最期の準備の重要性を感じました。
私事ではありますが・・
私の母が亡くなった時のこと。
葬儀やお墓などさまざまのことで非常に困りました。
母自身はどうしてほしかったんだろうなんてことを、兄弟や妻などと話合ったが、なかなか簡単には決まらない。
事前に聞いておくべきだったとは思ったりもしたけど、いざ病気になった時に死後の話などを聞くことなど出来ず、やはり元気なうちに聞いておくべきだった、と後悔をしても、先に立たず。
そんなときに、テレビにで取り上げられていた「エンディングノート」
なんだか重い感じのする名前だけど、このノートを手にして中を見てみると自分の生い立ちから始まって、今までのことを振り返る部分や死後のこと。
大病をしたり、介護状態になったりしたときにどうしてほしいか、などなど。
自分史を書く部分や、メッセージまで書ける部分があって自分が万が一あったときのために、元気なうちに書くべきだと思いました。
実際書き始めると、なかなか全てを埋めることができないんですよ。これがなかなか難しい。
今までの人生を振り返り、これからの自分を考えていると筆が進まないんですよね。
でも普段あまり考えないこととじっくり向き合えて、良い時間だと思います。
時間がある時に、自分のため、遺される人たちのために考えてみてはいかがでしょうか?
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