ウィーンとドイツ女性一人旅:便利なアプリと気付いたこと
Hello! 快晴の高崎です。この季節は晴れると気持ちがいいですね~。
さて、今日は初めてのドイツ一人旅、第二弾です。
ワーケーション(workation)をしていたエッセンを後にして、電車(DB)でデュッセルドルフ経由でヒルデンへ。
エッセン中央駅までのタクシーの運転手さんがアイルランド出身の方で、英語が通じたのでホッとし、どうしてドイツに移住したのか聞いてみました。
運転手さんには大さんが2人いらして、奥さんも含めて家族4人で移住してきたとのこと。ドイツに来てから教育も医療も生活も良くなった、と話していました。お子さんたちはもちろん英語とドイツ語のバイリンガル。運転手さんもドイツ語を話します。そこで私がドイツ語ができないとわかると、「ドイツ語の勉強してないの?語学学習は必要だよ。」と言われてしました。
語学を扱う仕事についているのに、耳が痛い思いで聞いていました。確かにその通りなんですよね。短期旅行だからといって何も準備しないで行くのは、その国の文化や歴史、人々を理解する気持ちがないということ。ちなみに私は滞在中は、"Danke schön(ありがとう)"だけは使っていました。慣れてきたら"Hallo(こんにちは、アローと言う)”もお店に入って店員さんと目が合ったら言っていました。が、そのくらいしかドイツ語は使っていませんでした。
エッセンからヒルデンまで直通電車がありましたので、1時間ちょっとであっという間にヒルデン駅に到着。
友人がこの駅にはエレベーターがあるからということで薦めてくれたのですが、そのエレベーターが故障中。なんかドイツって思っていた国と違うぞ、と思い始めました。
一人でスーツケースと一緒に必死に階段を下りようとしていたら、若い男性が下まで運んでくれて助かりました。下まで降りたら"Tschüss(バイバイ、チュースと聞こえました)"とさわやかに挨拶してくれました。そこからはタクシーに乗ろうとしたのですが、運転手さんとドイツ語での会話に自信がなくて、友人のゲストルームまで歩いていきました。
ヒルデンは小さいながらも中心地はとてもカワイイ感じの街でした。デュッセルドルフから数駅です。
この近くにベンラート城というのがあるということで、早速バスに乗って行ってみました。
予想外のピンクのカワイイお城でビックリしました。ディズニーランドのシンデレラ城みたいなものかと思っていましたので…
次の日は、また電車(DB)に乗ってアーヘンという街へ行きました。ケルン大聖堂よりも先に世界遺産登録されたと聞いたアーヘン大聖堂を見に行きました。
中に入った途端、その豪華さに文字通りに息を吞みました!本当にすごい。これは見る価値あります。
見終わった後、気分良くして帰りの電車(DB)に乗ろうとしてアプリで時刻表を調べていたら、ほとんどが"Not available"と表示されていて運休になっていました。
来る時も電車がなかったようでケルン経由で来たので、週末だったこともありヒルデンからケルンまで30分間ぎゅうぎゅう詰めの満員電車に乗って来ました。そして帰りは運休の連発で乗り換えで帰らなければならず、しかも各乗り換え駅で1時間待ちとか!30分待ちで、気付けば3時間かけてヒルデンまで戻ってきました。
皆さん、ドイツの電車は要注意です。イタリアでもイギリスでもポルトガルでも電車に乗りましたが、ドイツが一番ひどかったです。ドイツはバスや地下鉄のほうがいいですね。
他には少し山に行ったところにあるヴッパータールという街へ行き、空中鉄道(懸垂式モノレール)に乗りました。
これもお薦めです。終点まで行き、一度降りて反対側のホームからまた乗る、という方法で車窓からの景色を楽しみました。自然豊かな景色に癒されました。
デュッセルドルフでは、ライン川クルーズに乗りました。これもお薦めです。
そして、ウィーン~ドイツを通して共通する旅の目的が、建築物を見に行くこと。一人建築見学ツアーです。
ここまで、ベルベデーレ宮殿、シェーンブルン宮殿、シシィ博物館(ホーフブルグ宮)、セセッション、オーストリア郵便貯金会館、聖シュテファン大聖堂、ケルン大聖堂、エッセン市内やツォルフェアアイン炭鉱業遺産群、アーヘン大聖堂、ベンラート城、と色々な建築物を見てきました。
シェーンブルン宮殿(ウィーン)
セセッション(ウィーン)
聖シュテファン大聖堂(ウィーン)
ウィーンが生憎の天気でしたので、有名どころしか見られず、しかもじっくりと見学することができませんでしたので、いつかリベンジしたいと思います。
デュッセルドルフではもちろん旧市街地も見ましたが、モダン建築を見るのも楽しみにしていました。
それが、フランク・ゲーリーとレンゾ・ピアノの設計した建築物です。ライン川クルーズの途中でも川沿いに建っているので見ることができます。
フランク・ゲーリー設計の3棟
レンゾ・ピアノ設計のフロートビル6ブロックのうちの1ブロック
こうして何とか旅の目的を果たすことができました。滞在最終日はオンライン会議の通訳が1件あり、それを終えてから友人とランチをして、デュッセルドルフ国際空港と繋がっているシェラトンホテルへチェックイン。
翌日早朝のフライトでデュッセルドルフ~フランクフルト~羽田空港と帰国しました。デュッセルドルフからのフライトが1時間以上遅れたのは言うまでもありません。フランクフルトで4時間の待機時間を取ってありましたので助かりました。
次回は、今回の旅で使用して便利だったアプリを紹介したいと思います。
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