【大学入学共通テスト】9/1から受験案内配布開始。志願書記入時の注意点1
今年度 大学入学共通テスト 実施日程
●第1日程 2021年 1/16土曜 1/17日曜
●第2日程 2021年 1/30土曜 1/31日曜
→高校の休校など学業の遅れを理由とした選択が可能(現役生に限る)
*特例追試 2/13 2/14
高校3年生は、第1日程と第2日程のうちから、試験日を選択できるかもしれません。
第1日程を回避して、第2日程で勝負をするストラテジーを考えてみます。実際に使ってみて有効な戦略になり得る生徒はかなり限定的だと思いますが、ごく一部の現役生にとっては、一つの戦略になり得るのではないでしょうか。考察していきます。
共通テスト実施日までに私大併願校の合格をもらう
1.私立大学の公募推薦を受けて合格をもらって
学校選抜型入試(旧公募推薦)の中には、他校併願OKの大学がいくつもあります。2・3科目の基礎学力テストを課す私立大学の11月に実施される公募推薦で合格をもらってしまえば、早くに来年の入学先が確保できます。1-2月にかけての私大入試をすべて回避することが出来ます。浪人は絶対に考えない現役生にとっては有効な材料になります。
●12月で併願校の合格がもらえる
●共通テスト対策と国立2次試験に専念できる時間が増やせる
●1月・2月の私大一般入試をすべて回避できる
国公立AO または 国公立推薦II(共通テストを利用する)へ積極出願
志望大学がAO入試(共通テストを課す)を実施する場合や、推薦入試II(共通テストを利用する)を実施している場合は「第2日程」での受験をすることで、試験対策をする期間が2週間延ばせます。
共通テストで高得点をとることだけを考えれば、有効な作戦になり得るのではないでしょうか。
●国公立 AO入試の最終審査が「共通テストの得点」の場合
●国公立 推薦II入試 共通テストの配点と面接のみで合否が出る
●共通テスト以降に試験予定がない
国公立大学 共通テスト以降に試験が何もない場合
一部の大学では、共通テストの得点と書類審査(一部面接)だけで合否を決める大学があります。このような入試を課す大学への合格を目指すなら、共通テストで高得点をとることが絶対条件になるはずです。
自分の人生を賭けた大勝負になる試験が「大学入学共通テスト」であれば、第1日程を回避して、試験傾向を研究した上で第2日程で高得点をとるように、作戦をとれるかもしれません。
第1日程を回避して、第2日程で勝負をするストラテジーを考えてみます。
実際に使ってみて有効な戦略になり得る生徒はかなり限定的だと思いますが、ごく一部の現役生にとっては、一つの戦略になり得るのではないでしょうか。
前回のでもコラム
https://mbp-japan.com/gifu/kikyokai/column/5059347/
でも触れていますが、
第1日程を回避して第2日程を受験することには、有利な点も不利な点も多く含まれます。一概に有効な作戦だとはいえないと考えます。
【有利な点】
●第1日程のテスト問題が見られる
●他の受験生よりもさらに2週間の対策期間が得られる
↓
テストの傾向と対策を徹底して分析することで、得点を伸ばすことは可能かもしれません。
【不利な点】
●過去のセンター試験を踏まえれば、本試験より追試験の方が問題が難しくなる
●2週間だけで、十分な対策が出来ると言い切れない
●試験会場が限られる。アウェイで2日間連続の試験に心身が耐えられるか
●共通テスト以降の私大入試対策・国公立2次への対策ができなくなる
【加藤の結論】
併願している大学で合格をもらっておくことが絶対条件。そして共通テストのあとに、何も試験を受けなくてもよい状況がおこる現役生に限り、第1日程を回避して、第2日程での勝負をする作戦は取れるかも知れません。
使うか使わないかは、現役生のあなた次第です。
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