【合格ストラテジー】デカルトの言葉「困難は分割せよ」を実践せよ。

加藤哲也

2019年7月26日

2021年2月18日

模試の結果が返ってきて、志望校が「E判定」だったり、受験したい大学の過去問を解いてみて、全く手がつけられなかったりすると、絶望的な気持ちになるかもしれません。
全国の受験生のみんなに。志望校の合格が遥か遠くに感じて苦しんでいるアナタに。このコラムで、解決のための方法をまとめてみました。

絶望的なE判定を取った。もう立ち直れない。

全統記述模試などのドッキング判定が返されて、自分の志望校に「E判定」がでてしまったアナタに。ものすごく否定された気持ちになると思います。
指導者として、同条はします。気持ちもわかります。しかし、耳障りの良い慰めの言葉をかけたり、頑張ればなんとかなると励ますだけでは、絶対に志望校には合格できません。志望校を変えない決意があるのであれば、加藤からは以下の提案をします。

E判定で全否定されたのは、アナタの勉強習慣と対策方法

センター試験まであと180日程度。逆に言えば6ヶ月も期間があります。「E判定」がでている場合は、アナタが今までやってきた勉強方法が、通用しないことを意味しています。
●勉強時間が足りていないため、基礎的な内容が頭に入っていない
●使用している問題集・参考書が自分のレベルに合っていない
●塾・予備校で受講している講座のレベルが合っていない
●学校の言うとおりにしていても、合格レベルには達しない
上記のすべてを総点検して、日々の生活習慣と、勉強のための道具を総入れ替えする必要があります。

【提案】「困難は分割せよ」を実践せよ。

改めなければならないことが多すぎて、心身ともに調子を崩すこともあるかもしれません。しかし、その程度のことを苦難だと思って、落伍するのであれば、E判定をひっくり返すのは無理です。
まずは、やらなければいけないことを、徹底して細分化して書き出してみましょう。それから、今すぐできそうなことと、改善に時間がかかりそうなものから、すぐに実行しましょう。
●例えば、私大の一般入試なら3科目。
●その3科目を大問ごとに小分けする。
●出題傾向を分析し、単元ごとの特徴をみつける
●すぐできることと、時間のかかることから攻略をしていく

歩みを進めればゴールが近づく。苦しくなったら来た道を振り返る

登山やマラソンと同じです。ゴールがはるか先で険しい道程になりそうで、心が折れそうになったら、ゴールまでの道のりを細かく分けること。
実際に、登山道には、登山口からに山頂までを10等分した中間ポイントを「○合目」と呼んで、登山ルートを小分けしています。いきなり山頂を目指して全力疾走するのではなく、中間ポイントへの到達を目指して、歩みを止めないことが大事なのです。
大学入試も同じです。「E判定」が出ている志望校出会っても、合格までにやるべきことを徹底して小分けし、一つずつクリアしていくように考え方を変えましょう。

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*参加をご希望の方は、必ず事前相談を行います。生徒・保護者様と加藤で、40分程度の個別面談を実施いたします。
*個別授業の体験日時は、ご希望の指導科目を伺った上で決めます。
*中間テストの得点一覧を持参してください。