国公立後期のD判定は当てにならない!?逆転合格のためのストラテジー【前編】

2019年3月3日公開 / 2021年2月18日更新

3月に入り、本人どの受験シーズンは終盤戦に入りました。国公立前期試験の合格発表を待ちながら、中期・後期の試験に向けて勉強を続けている受験生もまだまだいます。
後期試験を控えるアナタに向けて、合格の可能性を再分析することと、合格に向けての取り組みを再構築するため、コラムにまとめてみました。

中期・後期は前期より受験倍率が高い。でも実倍率ではない。

国公立大学の出願は締め切られています。よって、各大学とも出願者の数は確定しています。

【河合塾　2019年度国公立大出願状況　岐阜大学】
https://www.keinet.ne.jp/shutsugan/1260.html
岐阜大学地域科学部を例に上げます。当塾の塾生でも受験者が多い「岐阜大学地域科学部」は、後期試験の受験倍率が10倍を超えています。
しかし、前期試験で合格する受験生がいるため、後期試験の試験場に来る受験生の数は大きく減少します。変動要因があり、正確な人数を予測することは難しいですが、実際には5倍程度の受験倍率になるのではないでしょうか。

前期試験で合格すると、中期・後期試験の受験資格を失う?

この事実を知らない受験生も存在します。厳密に言えば、前期試験で合格し入学手続きを完了させた受験生は、中期・後期試験の受験資格を失います。
ただし、スケジュールの関係から、中期試験と後期試験をほぼ同時期に受験し、両方とも合格が出る受験生は存在します。

データに騙されるな。受験は自分との戦い。

受験倍率が高くても、大学側の設定する合格条件をクリアすれば「合格」することには変わりがありません。見かけのデータに騙されることなく、試験日当日まで、試験場で最大限の力が出せるように勉強を続けることが最も大事です。
次のコラムでは「D判定」にとらわれず、逆転合格をするためのストラテジーについてまとめます。

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