国公立後期のD判定は当てにならない!?アナタの受験大学を再分析【後編】

2019年3月3日

3月に入り、本人どの受験シーズンは終盤戦に入りました。国公立前期試験の合格発表を待ちながら、中期・後期の試験に向けて勉強を続けている受験生もまだまだいます。
後期試験を控えるアナタに向けて、合格の可能性を再分析することと、合格に向けての取り組みを再構築するため、コラムにまとめてみました。

模試では測れない「小論文」「面接」「実技試験」

模試の合格可能性は、一部の後期試験では正確な判定が出ていない場合があります。
厳密に言うと、模試のドッキング判定では、後期試験が「小論文」「面接」「実技試験」などを試験に課す大学については、センター試験の結果だけで判定しています。
「小論文」「面接」「実技試験」の試験については、マーク模試・記述模試ではわからないため、判断材料にしていなのです。自分の手元にある、模擬試験の結果があれば今すぐ見直して下さい。このような事を理解せず、ただ単純に「D判定が出てしまった」と落胆している場合ではないのです。

後期試験「D判定」でも、逆転合格ができる

私が考える逆転合格のポイントは、以下の3点を挙げます。
●センター試験配点と2次試験の配点を比較し、2次試験配点が大きいこと
●小論文や実技試験が得意であること
●突出して得点が取れる、得意科目が1つ以上あること
特に、「小論文」「実技試験」が高い配点で課される場合には、2次試験の出来次第で大逆転合格ができる学生が一定数存在します。逆にセンター試験の結果から「B判定」が出ている受験生でも、有利なことは何もないと考えておくべきです。慢心は禁物です。

前期試験と後期試験では、合格しやすい受験生が異なる

一般的に国立大学の前期試験では、センター試験を重視して、多くの科目でそれなりの得点が取れた受験生に合格がもらえる仕組みになっています。一方で、後期試験では、特定の分野に強い能力を持つ受験生を合格させるような仕組みになっている場合もあります。
「センター試験で失敗した」という受験生のアナタ。済んでしまったことに囚われず、気持ちを切り替えて、自分の得意を発揮して、後期試験の試験対策を続けていきましょう。

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