赤本が無い!!過去問を入手するあらゆる手段を尽くせ!!
当塾の高2・高3性たちが、塾の自習室に見慣れないピカピカの参考書を持ち込んでいる姿をよく見るようになりました。
「なんか、自分のためになる参考書がないかな・・・」と、書店を見回っているアナタに!!
アナタの困ったを解決してくれる、ぴったりの参考書を選ぶポイントを、シリーズでコラムにまとめてみました。
高校の先生は「学校の教材だけで十分!!」と言う。でも・・・
学校の先生や先輩たちの中には、「学校からの課題をしっかりやっていれば、名古屋大学ぐらいは十分合格できる!!」などと、言う人もいます。確かに、高校で購入する、教科書と問題集の内容が、全科目とも完璧に理解できていれば、センター試験で全科目とも9割得点が出来ることは、間違いないでしょう。しかし、学校で購入する問題集には、以下のような特徴があります。
【学校で購入する問題集の特徴】
●良い点
→たくさんの問題演習ができる
→全単元を広くカバーしている
→中堅の私立大学(俗に言うニッコマレベル)の入試には、同じ問題がそのまま出ることもある
●悪い点
→基礎の分からない人には、全く役に立たない
→略解や、解答・解説が不親切すぎる
→問題数が多すぎて、ついて行けない
各高校で購入する教材は「成績上位層向け」
苦手科目の問題集が、さっぱり分からない人に、知っておいてほしい事実があります。数学で言えば、4stepやメジアンなどの問題集、理科で言えば、リードαや重要問題集などは、「載っている問題がスラスラ解けたら、ウチの高校では成績上位」という設定で採用されています。苦手な生徒の事など、全く考えていないのです。
さらに「基礎が理解できてから使用するのが問題集。分からないことは、授業のノートを見直せ」と言われるのが普通です。つまり、教科書や問題集には、困ったときに見直せば、すぐに分からないことが解決できることは、どこにも載っていないのです。
わかりやすい解説が欲しい!!補助的に使うのが「市販の参考書」
結論から言えば、「得意科目に参考書は必要なし」「苦手科目のカバーに使うのが市販の参考書」だと理解しておいてください。
【得意科目の強化をしたいなら】
●まず、学校の問題集を徹底してやりこめばOK
●やり尽くしたら、センター過去問や赤本で過去問を7年分解く
●それでも不足を感じたら、上のレベルの問題集を買ってみる
→解説の詳しい参考書より、間違えた問題をやり直すことから得られる事が多い
→間違えた問題は、先生に質問に行って解決がベスト!!
【苦手科目のカバーをしたいなら】
●解説のやさしいセンター向けの参考書を買ってみる。
●買ってきた参考書をよく読んでから、学校問題集の基本問題を解いてみる。
→間違って「易しい問題集」を買わないこと
→教科書の読み直し・まとめ直しは、ムダ部分が多すぎる
アナタが参考書を使用する目的を絶対に間違えないで下さい。アナタの一生を決める一冊になるかもしれません。
ラクして、効率よく勉強するため、自分の勉強の「補助」に使うのが参考書です。
【自分にピッタリの参考書探し ポイントまとめ】
#1 オススメの参考書を誰に聞くのがいい??
http://mbp-japan.com/gifu/kikyokai/column/2045/
#2 「すぐ出来る」感のある参考書に飛びつくのは危険?!
http://mbp-japan.com/gifu/kikyokai/column/2046/
#3 オススメの参考書は、先生よりも先輩に聞け。
http://mbp-japan.com/gifu/kikyokai/column/2047/
#4 結局、学校の課題と問題集でもいいんじゃないか??
http://mbp-japan.com/gifu/kikyokai/column/2048/