#2 社会の難易度は【地理>歴史>公民】!!
今回のコラムで、高校受験に向けて「社会」で苦しむアナタに、入試当日に、効率よく得点を取りに行くための方法をシリーズでお伝えいたします。
【地理・歴史・公民】単元ごとに難易度が違いすぎる!!
公立高校の一般入試では、地理・歴史・公民が、各単元とも、問題数も配点も、ほぼ均等に出題されます。しかし、難易度が全然違うことに気づいておく必要があります。
最優先で復習を!! 【最も優しい】公民 ★★★
公民分野は、政治分野・経済分野とも、基本的な用語を覚え、中学校で使っているワークを使って、一問一答形式の問題を解いていけば、入試の出題傾向になれることができます。また、3年生に入ってから学習しているため、「最近やったことだから覚えがある」と記憶に残っている事も多いはずです。
実際の入試問題では、教科書や学校ワークに載っている程度のごく一般的な知識を問う問題が多くなります。また、2問程度出題される、記述解答が必要な問題は、資料を読みとって一般常識を問う程度の問題が出題されるため、得点源にできます。
社会が得意な人は全問正解を目指して、苦手な人は基本用語は答えられるようにして、できる限り得点を取りに行く事を目的にしましょう。
教科書を広く読み込め【知識量で勝負】歴史★★★★
歴史分野は、すべての時代を広く扱う問題が出題されます。年号と出来事を暗記しておくことよりも、ほぼ同じ頃に起こった出来事の前後関係を理解することや、関係性を理解することが大事。つながりが理解できれば、最も難易度の高い「古いことがら→新しいことがら」に並び替える問題までもが解けるようになります。
また、公立入試の一般受験では、記述問題が2問程度出題されます。基本的には、資料を読み込んで解答を見つける問題ではなく、学校ワークによく出てくるような典型問題が、そのまま出題されます。それから、歴史の用語は、必ず漢字で解答できるように、漢字練習をすること。
【過去に出題された 歴史の漢字指定問題 各3点】
「ごだいご天皇」 「げんこう」 「こんでん永年私財法」 「おおくましげのぶ」
*次回は、地理についてお話いたします。