#3 好印象を与える志望理由書を書くため、やるべき「2つ」のこと
前回コラムでも、述べておりますが、志望理由書は、自分の志望大学へのラブレターなのです。
自分の熱い思いを、大学側に伝えられなければ行けないのです。
【合格がもらえる志望理由書をつくる】
#1 推薦・AO入試の志望理由書は志望大学へのラブレター
アナタが志望理由書を書こうとするときに、アナタが自分の都合ばかりではなく、志望大学のことをわかって志望理由を書いていますか?
志望理由書に、自分の都合ばかり書いてはダメ。
アナタがあまり面識のない人からラブレターを貰ったとしましょう。もし、そのラブレターに、こんなことが書いてあったらアナタは嬉しいでしょうか??
【アナタと付き合いたい理由】
*家から近いから通いやすい。
*カワイイから。イケメンだから。性格は知らないけど。
*他よりお金がかからないから。
*アナタと付き合うと、周りから「すごいね」って言われそうだから。
*アナタと別れてからも、アナタのことを元カレ・元カノだと自慢ができるから。
これらを、受験者と志望大学という立場に置き換えてみましょう。
【受験者が志望大学に入学したい理由】
*家から近いから通いやすい。
*キャンパスがカッコいいから。何をやってる大学かは知らないけど。
*学費が他より安かったから。
*合格できると、周りから「すごいね」って言われそうだから。
*卒業してからも、OBだと自慢ができるから。
確かに、志望大学を選択する際には、重要な要素であることは間違いないです。しかし、受験生が、志望理由書の中でこれらを述べた時に、志望大学側から「魅力的な受験生」だと思われるでしょうか??
「それ、ウチのことじゃないよ」を書いたら、致命的ミス。
推薦入試の面接では、アナタの志望理由書に基づいて、幾つかの質問がされることがほとんどです。もし、面接試験の中で、以下の様な問答が行われたら、どうなるかを想像してみてください。
受験生:「貴大学で学んだことを活かし、教職を目指します!」
大学側:「ウチの大学は、教員免許取れないよ。」
受験生:「貴大学で、臨床心理士の資格を取得し、将来はカウンセラーに・・・。」
大学側:「それは社会学部ではなく、心理学部のことじゃないの??。」
受験生:「附属病院での充実した実習が魅力だと思いました!!」
大学側:「ウチの大学は、附属病院ないけど・・・。」
受験生:「材料工学科で、プラスチックの研究をしたいです。」
大学側:「それは、応用化学科の〇〇先生の研究室だよね??」
アナタが自分の志望理由書の中に、志望大学・学部のこととは全く関係のない的外れな事を書いていると、大学側は、アナタのことに全く興味がなくなります。同時に「適正不合格」とみなされるでしょう。アナタは、大学側が推薦入試で求めている「欲しい学生」ではなくなります。
「大学側が欲している学生」に、アナタがならないと!!
推薦入試で合格をもらうためには、志望大学の心を掴み、グッと来るような、大学側が好みそうな志望理由書を書く必要があります。そのためには、志望大学のことをよく調べて「相手の好み」を十分に把握しておく必要があります。逆に言えば、アナタ自身が「大学側が欲している学生」になる必要があります。
次のコラムでは、志望大学の何を調べておく必要があるのかをまとめることとします。
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【合格がもらえる志望理由書を作る!!】シリーズ
#1 推薦・AO入試の志望理由書は志望大学へのラブレター
http://mbp-japan.com/gifu/kikyokai/column/1527/
#2 自分の都合ばかりではダメ。志望大学をわかって志望理由を書いている?
http://mbp-japan.com/gifu/kikyokai/column/1528/
#3 好印象を与える志望理由書を書くため、やるべき「2つ」のこと
http://mbp-japan.com/gifu/kikyokai/column/1529/
#4 アナタが、入学後に極めたいことを、細かく書けなきゃダメ。
http://mbp-japan.com/gifu/kikyokai/column/1530/
#5 卒業後、どんな人間になりたいかを書け!
http://mbp-japan.com/gifu/kikyokai/column/1531/
#6 志望理由書の失策は、面接試験で逆転できない
http://mbp-japan.com/gifu/kikyokai/column/1532/