暑い時の水分補給には何が良いのか?
おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「若年男性糖尿病では心臓病に注意?」という報告です。
糖尿病の30歳代男性が心筋梗塞(こうそく)や狭心症などの心臓病を発症する確率は、糖尿病ではない同年代の男性の20倍近く高いとの分析結果を新潟大の研究チームが国際専門誌に発表した。一般に糖尿病患者の発症率は2~4倍とされるが、それを大幅に上回った。心筋梗塞などは働き盛りの突然死の主な原因とされ、糖尿病で血糖値が上がると、動脈硬化が進んで発症しやすくなる。
チームは診療報酬明細書のデータベースから、2008~12年に健康診断を受け、心臓病になったことがない31~60歳の男性11万1621人を抽出。高血圧や肥満など他の要因に配慮し、糖尿病の人と血糖値が正常な人の心臓疾患の発症率を比べた。
その結果、30代では最大18・2倍の差があり、40代は2・7倍、50代は2・5倍に縮まった。血糖値がやや高めな「糖尿病予備群」でも30代の発症率は2・9倍で、40~50代の0・9~1・6倍を上回った。
チームの研究者は「糖尿病と診断されたり、血糖値が高めだったりした場合は、若くても安心できず、逆に若いからこそ危険性が高いといえる。早めに生活習慣の改善などに取り組むことが重要だ」と話す。
日本人では最近、食生活の欧米化に伴い急激に糖尿病が増えてきていますが、特に30代の比較的若年男性の糖尿病患者さんはかなりの肥満の方が多いと推測されますのでそれより上の年代の方々より心臓病発症の危険が高いのでは?と考えられます。
昨晩は東京へ...汐留のイルミネーション、なかなか幻想的でした!