暑い時の水分補給には何が良いのか?
おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「栄養補助食品は効果が少ない?」という報告です。
ビタミン、ミネラル、植物から、プロバイオティクス、プロテインパウダー、魚油まで、栄養補助食品には多種多様な製品が含まれる。過去20年間に、栄養補助食品を評価した質の高い研究が次々と実施され、悪影響を示す証拠を蓄積し続ける一方で、潜在的な健康上の恩恵については主に期待外れな結果を示してきた。消費者がこれらの科学的発展にどのような反応を示してきたかは知られていない。
1980年代後半には、男性の36%および女性の48%がビタミン、ミネラル、およびその他の栄養補助食品を使用していた。このような消費水準の高さは、1994年の栄養補助食品健康教育法(DSHEA)の成立後さらに上昇した。現在もなお、栄養補助食品に関する政策は同法によって定義づけられている。DSHEAの下、全ての栄養補助食品は、米国食品医薬品局(FDA)によって悪影響を示す証拠が発見されるまで安全なものと見なされる。通常は、製品が消費者に広く受け入れられるようになって初めて、このような証拠が発見される。製品の安全性の証明に対するDSHEAの要件が緩いことから、市場に流通する栄養補助食品の数は急速に増加し、1994年には4,000点であったものが2012年には55,000点に増加したものと推定される。栄養補助食品産業は2012年までに320億ドルを上回るまでに成長した。