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今シーズンはマイコプラズマ肺炎にも注意?

佐藤浩明

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おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「今シーズンはマイコプラズマ肺炎にも注意?」という報告です。
 乾いた咳や発熱などの症状が出る「マイコプラズマ肺炎」の1週間当たりの患者報告数が、感染症法に基づく1999年の調査開始以降で過去最多レベルになっていることが1国立感染症研究所の患者報告で分かった。流行の拡大に伴い、小学校などで集団感染が発生して学級閉鎖となるケースが相次いでおり、患者が増加傾向の自治体では手洗いなどの予防策の徹底を求めている。
 国立感染症研究所がまとめた3日から9日までの週の全国の基幹定点医療機関(約500カ所)当たりの患者報告数は、前週比13%増の1.33人。過去10年の同期と比べて最も多かった。2011年から12年にかけて大きな流行があった際、調査開始後で最多の報告数(1.51人)を記録していたが、その時とほぼ同じレベルになっている。
 前週に比べて報告数が倍増した東京都は「過去5年平均と比較して高い値で推移している」と指摘している。都内では9月下旬ごろから集団感染による学級閉鎖が続出しており、茨城と鳥取の両県でも今月、小学校での学級閉鎖が報告されている。
 患者が急増している自治体では注意喚起に懸命だ。報告数が前週比3倍超となった兵庫県は「患者との濃厚な接触を避け、手洗い、うがいなどを励行することが重要」と指摘。1.5倍に増えた福岡県も、咳やくしゃみが出そうな時にハンカチやティッシュペーパーで口を覆う「せきエチケット」を心掛けるよう求めている。
 マイコプラズマ肺炎は、マイコプラズマを病原体とする呼吸器感染症。重症肺炎となるケースもあり、中耳炎や溶血性貧血、無菌性髄膜炎、脳炎、肝炎を併発することもある。飛沫感染や接触感染などで広がるとされている。

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佐藤浩明
専門家

佐藤浩明(内科医)

さとうクリニック内科・消化器科

患者さんに寄り添う医療体制で、「経鼻内視鏡検査」に取り組み、内科・消化器疾患の徹底した検査と治療を行います。信条の「人と、地域と向き合う医療」という姿勢を守り、より高い専門性をもって地域に貢献します。

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