暑い時の水分補給には何が良いのか?
おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「子供の入浴回数は少なくても良い?」という報告です。
米国皮膚科学会(AAD)は小児の入浴頻度を決める際に考慮すべき項目を紹介した。
「年齢や活動レベルにもよるが、ほとんどの小児で入浴頻度は週数回で十分」と同学会関係者。健康であっても皮膚には様々な細菌が存在し、それにより病原体への免疫を獲得したり免疫機能が強化されたりすると述べている。では、保護者は自分の子供の入浴や洗髪の頻度をどう判断すべきか。同学会は以下の参考情報を提示した。
• 6-11歳の小児は一般的に、週に2-3回入浴すればよい
• 6-11歳は一般的に思春期までは週1-2回のみの洗髪で十分。アフリカ系人種で乾燥肌または縮れた髪であれば、どの年齢でも7-10日に1回の洗髪で十分。汗を多くかいた後や水泳後はよくすすぐなどしてリンスを使ってもよく、 7-10日ごとのシャンプーによる洗髪を続ける
• 泥遊びやプール、湖、海などでの遊泳後、ならびに汗をかいたり体臭が気になったりする場合は随時入浴、洗髪する
• 思春期(12歳前後)を迎えたら毎日シャワーを浴び、シャンプーによる洗髪は毎日か1日おきに行う。ただし、乾燥肌または縮れた髪のアフリカ系人種は例外で、12歳頃からは毎日の入浴を始めるべきだが洗髪は7-10日おきでよい。また、この年齢に達した小児は、毎日朝晩の洗顔を始めるべき同学会関係者は、湿疹やその他の皮膚疾患がある場合はかかりつけの皮膚科医の指示に従うよう求めている。
ただ、日本のように湿度の高い国ではもう少し多くても良いのかも知れませんが...