暑い時の水分補給には何が良いのか?
おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「長期休暇後の体重増は世界共通?」という報告です。
長期休暇の後に腹回りを気にする人は多いものだが、この問題は、米国、ドイツ、日本で共通してみられることが、タンペレ工科大学の研究で示された。
同研究者らは、ハイテクの「ワイヤレス」体重計を利用し、これら3カ国約3,000人の体重を追跡した。参加者の平均年齢は約42歳で、男性のほうが女性より多かった。当初の肥満率は、米国では24%、ドイツでは19%、日本では11%だった。
3カ国全てで、クリスマス前後10日間の体重を追跡した。また、米国人では感謝祭、ドイツ人ではイースター、日本人ではゴールデンウィークの体重も追跡した。その結果、いずれの国でもクリスマス休暇ごろに同様の体重増加がみられ、米国では体重が平均0.4%増加し、ドイツでは0.6%、日本では0.5%増加した。また、日本人はゴールデンウィークに体重が0.3%増加し、ドイツ人と米国人はそれぞれイースターと感謝祭に平均0.2%増加した。
同氏らは、「この裕福な3カ国では、国民の祝日に体重増加が起きていた。この休暇で増えた体重を全て元に戻すのは簡単ではなく、休暇後すぐに半分までは減少するが、残り半分は夏を超えるまでそのままのようだ。もちろん、増加が少ないほどこの不安は少なくなるだろう」と述べている。