暑い時の水分補給には何が良いのか?
おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「富士登山には注意が必要?」という報告です。
富士宮市は、富士山の富士宮口8合目(約3250メートル)に今夏開設した診療所「富士山衛生センター」の診療実績をまとめた。患者数は前年比37・5%増の429人で、開設期間の延長を反映して増えた。患者の傷病別は、高山病(吐き気、頭痛を含む)が同58・3%増の334人に達して全体の77・9%を占め、例年通りの高水準だった。
センターは今夏、昨年より9日間延長し7月22日~8月22日と9月1~6日の計38日間開設した。環境省によると、富士宮口の登山者は7月1日~8月31日で、前年同期比1・8%増の5万2393人だった。
高山病以外の傷病別は▽外傷36人▽息苦しい11人▽ねんざ8人▽悪寒7人、などの順。年代別は▽11~20歳90人▽0~10歳64人▽41~50歳61人▽21~30歳・31~40歳各55人、などの順。住所地は▽国内382人▽外国37人▽不明10人。うち国内は▽県内82人▽愛知県54人▽東京都49人▽神奈川県45人など。無理をして登り続けて高山病の症状を悪化させた人や、軽装の外国人などが目立ったという。
市観光課の担当者は「体調がよくなければ、下山する勇気も必要。診療所は全期間開設の希望もあるので、来年の延長も検討したい」と話す。