暑い時の水分補給には何が良いのか?
おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「長生きすることを望まない一部の米国人?」という報告です。
多くの人が、「死ぬこと」よりも「高齢になること」に強い不安を抱いている可能性があるとの研究結果が、米コロンビア大学の研究者らにより示唆された。今回の研究では、18~64歳の米国成人1,600人超を対象とした電話調査により、以下のことが判明した。
・約6分の1の対象者は80歳になる前に死にたいと考えていた。主な理由は、自身の老年期に対する否定的な予想であった。
・3分の1の対象者は80代まで生きたいと回答した。これは米国の現在の平均寿命に近い。
・4分の1の対象者は90代まで生きたいと回答した。
・残りの対象者は100歳以降まで生きたいと回答した。特に、黒人は100歳以降まで生きたいと答える傾向が高かった。
ヒスパニック系、ならびに白人・黒人・ヒスパニック系以外の人は、80歳前に死にたいと回答する可能性が高かった。特に、自身の老年期に対し否定的な見通しをもっている人はこのように考える傾向があった。
研究筆頭著者は、「年をとってからの生活は暗いものだと予想している人は、現在の平均寿命まで、あるいはそれ以上に、生き延びたいと思わないようだ。『若くして死ぬほうがよい』と思っている人は、加齢に伴うつらい人生体験に対処し、老年期の新たな幸せをみつけるといった自身の能力を過小評価している可能性がある」と話す。同氏らによると、希望する寿命の長さには、年齢、性別、教育といった因子は影響しないと思われたという。