暑い時の水分補給には何が良いのか?
おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「アラブの春で寿命が低下?」という報告です。
東地中海地域は革命と戦争、そしていわゆる「アラブの春」による多大な影響を受けた。1990年から2013年まで世界188カ国を対象に行われた年次評価である「世界疾病負担研究」によると、この現状は多数の国で健康状態の低下をもたらしているという。
エジプト、チュニジア、イエメンでは2010年に始まった「アラブの春」によって平均寿命が約0.25年低下した。またリビアでは平均寿命の低下が大きく、男性は9年以上低下し、女性は6年以上低下した。シリア騒乱により、男性の平均寿命は2013年までに6年低下した。同地域全体で心疾患(全死亡数の15%)は2013年の死因の第1位であり、下痢疾患(3.8%)と下気道感染(5.8%)を上回った。高血圧(2013年の疾患負担の7.7%に相当)および肥満・過体重(7.5%)といった非伝染性疾患のリスク因子の増加は、この地域で取り組むべき優先事項であるべきである、と研究者らは述べている。研究者らは、大規模な予防対策が必要であると述べ、同地域における健康のための投資を拡大するよう呼び掛けている。