Mybestpro Members

佐藤浩明プロは福島放送が厳正なる審査をした登録専門家です

東京五輪の際は熱中症対策が必須?

佐藤浩明

佐藤浩明

おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「東京五輪の際は熱中症対策が必須?」という報告です。
「東京の最大の課題は暑さ対策になりそうだ」。リオデジャネイロ五輪を視察した2020年東京五輪組織委員会の幹部はこう口をそろえた。南半球で冬にあたるリオは日中の日差しこそ強かったものの、過ごしやすかった。4年後の東京五輪は会期が7月24日から8月9日までで気温30度を超える酷暑の時期にぶつかる。特に外国人は日本独特の湿度の高さに不慣れで、観客や選手の熱中症対策は不可欠。費用がかさむのは避けられそうにない。
 特別な配慮が必要になるのが屋外の競技会場だ。組織委の事務総長は「観客が暑さをしのぐ環境をどう確保するかが課題」と言う。霧状の水をまくミストシャワーや休憩所の設置が考えられ、組織委幹部は「飲料水の無料提供もあり得る。かちわり氷、おしぼりの配布なども手だ」と話す。体調を崩す人が出た場合の救護態勢も懸案となる。
 会場周辺でも対応が必要になる。リオではセキュリティーチェックに長い列ができるケースがあったが、これが炎天下なら観客を守るため「例えば、大きな日よけの屋根を設置することなども考えなければならないかもしれない」との意見も出ている。植樹を進め、木陰を多くつくる方法もある。
 東京都や国は既に動きだしている。都はマラソンコースや会場周辺の道路で路面の温度上昇を8~10度抑える特殊な素材を使った舗装を始めており、五輪までに約136キロにわたる整備を目指す。国も今夏から競技会場や周辺の気象データの測定を始めた。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

佐藤浩明
専門家

佐藤浩明(内科医)

さとうクリニック内科・消化器科

患者さんに寄り添う医療体制で、「経鼻内視鏡検査」に取り組み、内科・消化器疾患の徹底した検査と治療を行います。信条の「人と、地域と向き合う医療」という姿勢を守り、より高い専門性をもって地域に貢献します。

佐藤浩明プロは福島放送が厳正なる審査をした登録専門家です

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

消化器内科専門医で「内視鏡検査」のプロ

佐藤浩明プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼