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おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「大腸がん検診を受けない理由とは?」という報告です。
米国癌協会(ACS)は大腸癌検診を受けたことがない2000人を対象とした調査を実施。6月30日のリリースで大腸直腸癌検診を受けない理由トップ5を発表した。大腸癌検診未受検者のほぼ全員が大腸癌検診を知っているだけでなく「自分は検診を受けるべき」と考えていると同協会。このギャップの背景には大腸内視鏡など検診の内容に対する知識不足があるようだ。
今回の調査による、検診を受けたくない理由トップ5と同協会による正しい知識(カッコ書き)は以下の通り
1.検査は簡便ではなく、苦痛を伴うと聞いている、また、大腸直腸癌検診について医師と話すのが恥ずかしい(実際には、痛みや不快感がなく自宅で行える検査もある)
2.癌の家族歴がなければリスクは低く、検診を受ける必要がないと思っている(ACSなど多くの団体は、平均的リスクを持つ人全員に検診を推奨している)
3.検診が必要なのは、症状がある人だけだと思っている(無症状でも検診を受けるべき)
4.検査費用が心配(自宅での検査は非常に安価。検診費用のほとんどに医療保険が適用される)
5.おそらくこれは最も重要と思われる懸念だが、検診のために仕事を休まなければならない、自宅から離れた施設に行かなければならない、自己負担となる費用が高いなど、手間と費用が心配(このような問題が起こらない検査もある)
ACSと関係団体は大腸癌が検診で予防できる数少ない癌の1つと強調。「検診のハードルや誤解を取り除くことは最優先課題」と述べている。