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おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「孤独感は健康にマイナスの影響?」という報告です。
孤独感や社会的孤立は健康にマイナスの影響を与える。英国の研究によると、こうした状態は冠動脈性心疾患や脳卒中を発症する可能性が30%高いことと関係があるという。
ヨーク大学の科学者らは研究データベース16種を検索し、2015年5月までに発表された適格な研究23件を発見した。これらの研究は冠動脈性心疾患のイベント(心臓発作、狭心症発作、死亡)4682件および脳卒中3002件を経験した成人181000人を対象としていた。観察期間は3~21年間に及んだ。
総合データを分析した結果、孤独感や社会的孤立は心臓発作の可能性が29%増加することと関係し、脳卒中のリスクが32%増加することと関係していることが分かった。これは、孤独感や社会的孤立が既知の心理社会的リスク因子(不安症や仕事のストレスなど)と似たリスク因子であることを意味する。
これは観察研究であるため、因果関係について確固たる結論を導き出すことはできない、と著者らは強調した。さらに、その他の測定されていない因子の影響を除外することもできない。とはいえ、この研究結果は健康や福祉のために社会的接触を持つことの重要性をさらに証明している、と研究者らは見ている。