暑い時の水分補給には何が良いのか?
おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「後期高齢者はメタボより虚弱に注意?」という報告です。
後期高齢者の保健指導にとって最重要なのは「虚弱(フレイル)」対策とする提言を、厚生労働省研究班が発表しました。
現役世代の健康対策としては、「メタボリックシンドローム」(内臓脂肪症候群)など肥満対策が重視されているが、研究班は、75歳以上の後期高齢者に着目。国内の高齢医学分野の研究を複数分析したところ、肥満よりも、栄養不足に伴って体力、認知機能などが低下する「虚弱」の深刻さが浮かび上がった。介護が必要になる要因を見ると、虚弱関連が5割超で脳卒中など生活習慣病関連の3割より多かった。75歳以上になると、食べる力が衰え、体力や認知機能が低下し、行動範囲も狭まりがちなことも指摘。提言では、後期高齢者向けの保健指導として、虚弱状態のチェックリストの作成や、栄養士などによる訪問指導などの対策を挙げた。